4.画像の選択方法

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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パターンブラシ素材を作ろう! -その1-基本

[4]画像の選択方法

ブラシ素材に画像と登録するとき、画像の選択方法には画像のみを選択する方法と、まわりの空間ごと選択する方法があります。

画像のみを選択する

レイヤーを選択

レイヤー上に登録する画像だけが描かれている場合は、そのレイヤーを選択してブラシ素材への登録を行います。

この画像をブラシとして登録したいと思います。

 

レイヤーに使用する画像のみが描かれている状態

 

[レイヤー]パレットで画像が描かれているレイヤーを選択します。

 

この状態で画像をブラシに登録すると「■」のみが登録されます。

 
 

シュリンク選択

次のようにレイヤーに使用する画像以外のものが描かれている状態のときに、レイヤー選択でブラシ素材に登録してしまうと…

3つの画像が「画像」レイヤーに描かれている状態

 

他の画像まで登録されてしまいます。

 

このような場合は画像をシュリンク選択します。

①[ツール]パレットで[矩形選択]ツールを選択します。

 

②[ツールオプション]パレットで、[シュリンク]を選択します。

 

③使用する画像を囲みます。

 

使用する画像のみが選択されますので、この状態でブラシ素材に登録をします。

 
 

画像のまわりに空間をつくって選択する

シュリンク選択は囲んだ画像の形で選択されます。
例えば、つぎのような画像をシュリンク選択すると、次のように選択されます。

howto_cliphowto_06_043.jpg
 

この状態だと、ブラシサイズは次の大きさが基準になります。

 

次にまわりの空間ごと矩形に選択します。この場合は選択した範囲がブラシサイズの基準になります。

 

ふたつのブラシを全くおなじ設定にして描画すると次のようになります。

 
 

画像のみ登録する方法と、空間ごと登録する方法の違い

Aはシュリンク選択で画像のみを登録したブラシです。登録したパターンブラシの[間隔]を100%で描画すると、きっちり円がつながった状態で描画されます。

Bは画像の左上部分の空間ごと登録したブラシです。登録したパターンブラシの[間隔]を100%で描画すると、空間を保った状態でつながって描画されます。

 

AもBも元の画像は同じですが、ペンのサイズを同サイズにした時、Bは空間ごとのサイズになるので画像は小さくなります。

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