2.自作画像を登録して作成する

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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水彩ブラシ素材を作ろう! -その2-なじませ

[2]自作画像を登録して作成する

 

自作のパターンブラシを作成すると、より理想に近いブラシを作成することができます。水彩の筆に水を付けて色を延ばすイメージで仕上げます。

(1) 下図を[水彩]ツールのツールセットに登録します。画像の水彩ツールへの登録の仕方は、『1.基本編』→『1.画像を素材として登録する』を参照してください。

 

(2)[ツールオプション]設定を変更します。

 
絵の具量:0
絵の具濃度:0
色延び:20
 
水彩境界:ON
処理範囲:5
透明度:10
明度影響:0
ぼかし幅:2
 
 

設定ポイント

[水彩境界]にチェックを入れることで水を付けて描いた時の輪郭線が表現できます。

 
■作例(左:加工前 右:[水彩]ブラシによる加工後)
howto_cliphowto_18_013_02.jpg
 
POINT

水彩境界とは
描画の境界部分に付ける効果のオン・オフを設定できます。設定項目は下記のとおりです。

・処理範囲
線の内側の濃い部分を設定します。数値を大きくするほど、濃い部分のふちの幅が広く表示されます。
・透明度影響
線のふちの不透明度を設定します。数値を大きくするほど、線のふちが濃く表示されます。
・明度影響
線のふちを黒くする度合いを設定します。数値を大きくするほど、線のふちが黒く表示されます。
・ぼかし幅
描画の境界部分をぼかす強さを設定します。数値を大きくするほど、境界部分がぼやけて表示されます。

■作例

※上図の作例では、視認しやすいように極端な効果を付けてあります。
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