2.油分が少なめのこってり厚塗りブラシ
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 7341回 総合評価 : 4件
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水彩ブラシ素材を作ろう! -その3-厚塗り編
[2]油分が少なめのこってり厚塗りブラシ
油が少なく筆跡が残るブラシパターンを作成します。前項のブラシより油分が少なめなこってりとした絵の具を使うイメージで作成します。
(1)筆跡が残るように、周りのモヤモヤを消し、筆の毛先の硬さをイメージして[ペン]ツールで一部を描画しました。
このブラシパターンは[向き]を[ストロークの方向]に設定すると決めて作業しています。
[向き]を[ストロークの方向]に設定すると、スクロールしたときにブラシパターン画像の上が前になり下が後ろになります。
「入り」はエッジをハッキリとさせたくて「抜き」は滑らかにしたかったので、下はハッキリとし上はぼかしを残した画像にしました。
そして、ブラシパターン画像の上と下を凸凹の画像にすることで、入りと抜きが凸凹になるようにしました。
(2)作成した画像を水彩ツールに登録します。登録のしかたは『1.基本編』→『1.画像を素材として登録する』をご確認ください。
(3)ツールオプションを設定します。
[ツールオプション]設定
設定ポイント
・絵の具量
濃い絵の具を使ったブラシを作成しているので「70」に設定してあります。影響元を筆圧に設定してあるので、筆圧を弱く描画すればすでに描いてある色とまざり合うように描画できます。
・向き
[ストローク方向]に設定することで、毎回同じような筆跡が出せるようになります。[変化なし]や[ランダム]に設定すると、また違った描画ができます。
・質感の種類
「画用紙」を設定することで画用紙に描いているような質感で描画できます。質感は種類がたくさんあるので目的に合わせて変更できます。
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