1.トーン素材作成の基本

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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トーン素材を作ろう! -その2-柄トーンの画像を作る

[1]トーン素材作成の基本

トーンに使用する画像

こちらのチェックのトーンは右の画像をトーンとして登録しました。

トーンを貼った状態 登録した画像
 

登録した画像は上下左右に繰り返して表示されます。このようにパターンの繰り返しで使用するトーンは、パターンの最少単位で画像を用意すれば十分です。基となるパターンは小さな画像なのでトーンファイルの容量を抑えることができます。

 

画像の選択方法

同じパターンの繰り返しでできているトーンを作る際には、画像をどのように選択するかで同じ画像でも違ったトーンになります。選択範囲で囲んだ余白を含んで上下左右に繰り返されます。ComicStudioの「背景トーン」はいったん画像として書き出す必要がありますが、その場合でも同様の考え方で画像を作成します。

 
 

画像のみを選択する

シュリンク選択は囲んだ画像の形で選択されます。
例えば、つぎのような画像をシュリンク選択すると、スペードの形に選択されます。

howto_cliphowto_04_031-32.jpg
 

これをトーンに登録すると、スペードが隙間なくびっしりと並んだトーンが作成されます。

 
 

画像に空間を持たせて選択する

画像と画像に間をあけた状態でトーンを作成したい場合は、画像を選択するときに空間を持たせて選択します。

正方形に選択する

パターンを縦横規則正しく並べる場合は、正方形の選択範囲を作成します。

howto_cliphowto_04_036-37.jpg
 

この状態でトーンに登録すると、つぎのようなトーンになります。

 
 

横長の長方形で選択する

横長の長方形で選択すると、縦に並んだ状態になります。
右側に空間を空けて選択します。

howto_cliphowto_04_36-038.jpg
 

この状態でトーンに登録すると、次のようなトーンになります。

 
 

縦長の長方形で選択する

縦長の長方形で選択範すると、横に並んだ状態になります。

howto_cliphowto_04_41-042.jpg
 

この状態でトーンに登録すると、次のようなトーンになります。

コメント
CPおじさん 2014/10/14 23:57
あ〜こうやって作るんですね。早速試してみます。
ウラジーミル・アスポン 2013/02/10 07:08
パターンというと、たいてい正方形での登録が多いでうけど、 長方形にすると、ライン系のトーンができるんですね。 これは、思いもよらない方法ですね。 べったりとしたパーターンじゃなく、うまくやれば 飾り線ができると知り、作りたくなりました。 コミスタに限らず、他のグラッフィックソフトでも パターン作りはあるけど真四角ばかり紹介されてるから 思いもよらないパターン作成方ですね。簡単だけど、 思いつかないですから、ありがたい記事です。