2.つなぎ目の無いパターン素材
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 11292回 総合評価 : 5件
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トーン素材を作ろう! -その4-効果
[2]つなぎ目の無いパターン素材
シームレス化の作業のため、画像の柄の位置を入れ替えます。
左右の画像を入れ替えます。
(1)[矩形選択]ツールで選択範囲を作成します。
(2)[選択範囲ランチャー]の[切り取り+貼り付け]をクリックします。
(3)[レイヤー移動]ツールを選択します。
(4)画像の左右の位置を入れ替えます。
この時「矢印」キーで移動することで、画像を真横に移動できます。
※レイヤーをカラー表示してあります。
(5)[レイヤー]パレットから上のレイヤーを選択し、[レイヤー]メニュー→[下のレイヤーと統合]を選択し、2枚のレイヤーを統合します。
これで左右がシームレスに繋がった画像になりました。
(6)同様の手順で画像の上下の位置を入れ替えます。
(7)二つに分けたレイヤーを統合します。
(8)[ペン]ツール等で画像の真ん中あたりを自然に繋がるよう描き足します。
(9)[フィルタ]メニュー→[ぼかし]→[ガウスぼかし]を選択し、[ガウスぼかし]ダイアログにて[ぼかす範囲]を最大に設定し、[OK]をクリックします。
※例では、このフィルタを同じ設定で2回行っています。
(10)前回行った同様の手順で、画像の上下左右を入れ替えます。
(11)[ぼかし]ツールや[パターンブラシ]ツールを使い画像の継ぎ目を消します。
POINT
ComicStudioでは、基本的にはグレーの画像をトーン化して使います。
綺麗なグラデーショントーンなどでない限り、多少の色ムラがあったとしてもトーン化したときにはほとんどわかりません。
逆に細かな色ムラを利用した模様や細かな模様は、トーン化したときにほとんど視認できなくなってしまいます。
ComicStudioでは、基本的にはグレーの画像をトーン化して使います。
綺麗なグラデーショントーンなどでない限り、多少の色ムラがあったとしてもトーン化したときにはほとんどわかりません。
逆に細かな色ムラを利用した模様や細かな模様は、トーン化したときにほとんど視認できなくなってしまいます。
(12)レイヤーの[不透明度]を「20」に変更します。
(13)レイヤーを複製し、前回と同様の手順により画像の上下左右を入れ替えます。
この工程をすることにより画像に深みが増します。
これで下地が完成しました。
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