ムービーの読み込み

提供者 : セルシス    更新日 : 2016/07/28   
閲覧数 : 23078回 総合評価 : 6件

使用したバージョン:CLIP STUDIO ACTION Ver.1.0.2

CLIP STUDIO ACTION では、動画ファイルを読み込むことができるようになりました。
動画を下敷きにして、モーショントレースを行うことができます。

[1]動画の読み込み、基本操作

1.動画の読み込み

[ファイル]→[読み込み]→[ムービー]で動画を読み込めます。


2.読み込めるファイル形式

読み込めるファイル形式は、WindowsではAVI形式(拡張子:avi)、Mac OSXではQuickTime形式(拡張子:mov)です。

POINT

AVI形式の場合、未圧縮かCLIP STUDIO ACTIONで書き出せるコーデックを使用している必要があります。

書き出せるコーデックは、[ファイル]メニュー→[ムービーを書き出し]→[ビデオの書き出し]ダイアログの、「圧縮プログラム」で確認できます。

3.読み込んだ動画の表示、再生

動画を読み込むと、[ムービートラック]としてステージビュー上とタイムラインビュー上に表示されます。


再生ボタンをクリックするとステージビューの背景として再生します。
タイムラインビューの眼のアイコンをクリックして表示、非表示を切り替えることができます。

また、[ムービートラック]の詳細ビューの[再生時間]で、タイムライン上での再生開始位置と、動画の再生開始、終了時間を変更できます。


各項目の時間をクリックすると、数値の入力ができます。


4.動画の表示サイズ

読み込んだ動画の表示サイズは、[カメラ]メニュー→[出力サイズ設定]→[出力設定]ダイアログで設定できる、出力サイズ枠のサイズによって変動します。


出力サイズが小さい時は相対的に動画が大きく、逆の場合には動画は小さく表示されます。


POINT

設定できる出力サイズ枠は、幅、高さ共に3000ピクセルまでです。


また、詳細ビューの[表示設定]で、動画の表示倍率や表示位置を変更できます。


5.動画の削除、その他の注意

動画を削除する場合は、タイムラインビューで動画のトラックを選択し、[編集]メニュー→[トラックを削除]を選択します。


1つのプロジェクトに読み込める動画は1つだけです。新たに動画を読み込むと、それまで読み込んだ動画は破棄されます。

動画のトラックでは、キーフレームを作成することや、クリップを複製、分割、削除することはできません。

ムービーを書き出す場合、動画を表示しているとそのまま書き出されます。
表示したくない場合は、非表示にして書き出します。

POINT

読み込んだ動画ファイルは、CLIP STUDIO ACTION のプロジェクトファイル(拡張子:capj)内には格納されず、動画ファイルの保存先のみが記録されます。

このため、動画ファイルやプロジェクトファイルの保存先や、動画ファイルのファイル名を変更すると表示できなくなります。

また、動画ファイルをプロジェクトファイルと違うドライブに保存した場合、動画ファイルの保存先が絶対パスで記録されます。
別のコンピューターでプロジェクトファイルを開いたときに、[ ムービートラック] を読み込めないことがあります。

[2]動画を使ってモーションをつける

動画を下敷きにする場合は、次の手順で行うことができます。

1.動画を選んで読み込む

下敷きにする動画は、カメラ位置が一定で、人物も全身が映っているものが使いやすいです。

2.画面の設定

出力サイズ設定や動画の表示設定を変更して、なるべく大きなサイズで表示しましょう。


3.モデルを読み込み、カメラを調節する

モデルと動画の人物のサイズが同じになるようにカメラのズーム、位置を調節します。


動画のカメラ位置が一定の場合は、カメラワークトラックの位置も一定にしてポーズを合わせていきます。

カメラワークトラックにキーフレームを作成しておけば、ポーズを別アングルで編集したあとでも、カメラワークトラックを選択することでカメラ位置を戻せます。

カメラ位置が動かないように、カメラワークのキーフレームは1つだけ作成しておきます。

4.ポーズを合わせる

下敷きの動きに合わせてポーズを作成していきます。

特徴的な動きからキーフレームを作成して、ポーズを合わせていきます。
あまり細かくキーフレームを作ると、最終的な動きがぎこちなくなりやすいため注意しましょう。

ポーズを動画にあわせる手順は、まず、動画の人物の腰と頭の位置が合うようにモデルの上下、前後の位置を調節します。
体の向きも同じになるように調節します。


その後、モデルの位置を横にずらして動画と重ならないようにし、ポーズをあわせていきます。


ポーズは腰→上半身→手→足の順に決めていくと良いでしょう。


一方向からだけ見てポーズを決めると、おかしなポーズになってしまうので、随時様々なアングルからポーズをチェックします。

ポーズが決まったら、ずらしておいたモデルの位置を動画の人物と重ねて微調整し、モデルトラックのキーフレームを保存します。


5.モーションの完成

上記の手順を繰り返して、すべてのキーフレームでポーズをつけたら、再生して動きをチェックします。

気になるフレームがあれば修正し、モーションを完成させます。

コメント
翠河 2014/03/31 19:34
勉強になります
博龍 2013/08/24 05:40
参考にさせていただきます