[4]キャラクターモーションの作成
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3Dオブジェクトがアタッチされた状態で、キャラクターモーションを作成していきます。
(1)全身のポーズを下図のように調整していきます。
(2)カレントフレームが「0」フレームであることを確認した上で、[カレントフレームにキーフレームを追加] ボタンをクリックしてキーフレームを作成します。
(3)今回はループ再生できるモーションを作成するため、「0」フレームに作成したキーフレームを終了フレームの「140」フレームに複製します。 開始フレームと終了フレームのポーズをそろえると、自然にループ生成できるようになります。
(4)タイムライン内で、「0」フレームにあるキーフレームを[ドラッグ]で範囲選択した後、win [Alt]キー+[ドラッグ] / mac [option]キー+ [ドラッグ]で「140」フレームにキーフレームを複製します。
(5)今回は「0」フレームから「140」フレームの間で、下図の様なキーフレームを作成していきます。
「0」フレームと「140」フレームは既に作成していますので、その他のキーフレ―ムを追加していきます。下図、青線のキーフレームは全て同じポーズとなり、赤線、緑線のポーズもほぼ同じポーズとなりますが赤線は左手でフォーカス/ズームリングをまわすポーズとなり、緑線はシャッターボタンを押すポーズとなっています。
■「50」フレームでのフォーカス/ズームリングをまわすポーズ
■「80」フレームでのシャッターボタンを押すポーズ
(6)まず「30」フレームでポーズを作成します。
後の工程となる[モーション補正設定]にも影響が出てくるところなので、右目でファインダーを覗き込む様なポーズになるように慎重にポーズを作成します。
(7) カレントフレームが「30」フレームであることを確認した上で、[カレントフレームにキーフレームを追加] ボタンをクリックしてキーフレームを作成します。
(8) 「30」フレームで打ったキーフレームを「40」「50」「60」「70」「80」「90」「105」フレームに複製します。
(9)カレントフレームを「50」フレームに移動させて、ポーズを修正します。
[前のキーフレームを元にゴーストモデルを表示]ボタンをONにした上で、左手でフォーカス/ズームリングをまわすポーズを作成します。
(10)カレントフレームが「50」フレームであることを確認した上で、[カレントフレームにキーフレームを追加] ボタンをクリックしてキーフレームを上書きします。
(11)カレントフレームを「80」フレームに移動させて、ポーズを修正します。
[前のキーフレームを元にゴーストモデルを表示]ボタンをONにした上で、右手人差し指の第一関節、第二関節を曲げてシャッターボタンを押すポーズを作成します。
(12) カレントフレームが「80」フレームであることを確認した上で、[カレントフレームにキーフレームを追加] ボタンをクリックしてキーフレームを上書きします。
(13) 最後に冒頭の「0」フレームから「30」フレームと、最後の「105」フレームから「140」フレームで、両手の動きが不自然にならないようにキーフレームを追加していきます。
まず、「15」フレームにキーフレームを追加して指や腕のポーズを調整した後、キーフレームの上書きを行います。上書きが完了したら「8」フレームと「23」フレームにキーフレームを追加して同様に指や腕のポーズを調整した後、キーフレームの上書きを行います。下図のように、「8」フレームと「130」フレーム、「15」フレームと「120」フレーム、「23」フレームと「112」フレームのポーズは同様となりますので、キーフレームを複製します。
(14)モーションが完成しました。[再生・停止]ボタンをクリックして、作成したモーションの最終確認を行います。
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