6.背景の着色

背景を着色して仕上げます。

陸地部分の下塗り

陸地部分を下塗りしていきます。
新規レイヤーを作成し、キャラのときと同じく[塗りつぶし]ツールで塗っていきます。
光があたっている壁、影になっている壁、屋根、地面、樹木、とパーツごとに同じ色で塗りつぶします。

塗りつぶしが完了したら、パーツそれぞれのレイヤーの［透明部分をロック］します。
［レイヤー］メニュー→［レイヤーから選択範囲］で選択範囲を作成し、グラデーションをかけます。

陸地部分の着色

陸地部分を細かく塗っていきます。
樹木などの塗りには[筆]ツール→[にじみ縁水彩]を使用しています。

海部分の下塗り

陸地が塗り終わったら海と空を塗っていきます。
陸地関連のレイヤーの下に新規レイヤー「海」を作成し、[グラデーション］ツールで下塗りを行います。
その後、[エアブラシ]ツールで大雑把に色を足して、海と空のベースを作ります

また新規レイヤー「雲・映りこみ」を作成し、[デコレーション］ツール→[自然風景]→[横すじ雲]を使って空に雲を浮かべます。

同じレイヤーに陸地の映り込みを大雑把に描きます。
雲の映りこみには[横すじ雲]のサブツール詳細を表示させ、[ブラシ先端]→[向き]を180 にして、180度回転させて描いています。

海の着色

手前の海を細かく塗っていきます。
遠景と違って透明な感じにするため新規レイヤー「海底」を作成し、海底の地形の線画を[丸ペン］を使って描きます。

海底の線画ができたらレイヤー「海」の色を海底がへこんでいる部分は濃く、とがっている部分を薄くします。
さらに新規レイヤー「乗算」を作成し、全体的に色を足します。

また新規レイヤー「波・波打ち際」を作成して、波と波打ち際を[丸ペン］で描きます。
ハイライトもいれておきます。

海を着色したら、陸地部分の色が薄く感じられたので陸地部分全体に乗算で色を足しておきます。

最後に翼から剥がれ落ちる古い皮を作ります。
キャラクターのレイヤーの上に新規レイヤーを作成して線画を描き、さらに別レイヤーで色を塗ります。
薄い皮の感じを出すために、色のレイヤーの不透明度を75％に下げます。

これで完成です。

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