2.線画
提供者 : セルシス
更新日 : 2018/12/12
閲覧数 : 34620回 総合評価 : 10件
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使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.4.0
CLIP STUDIO PAINTの多数あるツールの中から、自分で使いやすいツールを探しながら、慣れるのがベストなのかもしれませんが、IllustStudioで愛用していた「鉛筆」ツールの設定を移行しました。
※IllustStudioからツールの移行方法について詳しくは、
「CLIP STUDIO
PAINT ユーザーガイド_ツールパレットのメニュー」を参照してください。
[1]ラフの描き込み
ラフが汚すぎて、自分でもよくわからなくなった部分で迷った所は、もう少し詳細なラフを描きながらペン入れをします。画像のような髪飾りや和柄などは着物屋さんのカタログなどを資料に。
模様や金属の装飾品は、史跡や神社仏閣めぐりが趣味なので、建物の金具や模様等の装飾を写真に収めて参考にしています。
火縄銃の金具や門に施された模様など、衣装とは関係のない部分も美しいと思ったものは写真かメモをとります。
例えば、飾り紐の金具に門に使用されていた金具のデザインをアレンジしてみたりして衣装のデザインに取り入れます。
今回の鈴の桜模様は資料館で見た茶筒の金装飾が美しかったので取り入れてみました。
[2]線画
[図形]ツールを選択し、 [直線描画] サブツール→[楕円]で鈴を描きます。
もう少し髪飾りが大きい方が派手になるかな?と思ったので
[編集]メニュー→[変形]→[拡大・縮小・回転]でサイズアップをしてみました。
鈴の持ち手部分を気持ち曲線にしたいので、[図形」ツール→[曲線」サブツールを使用しました。
鈴を沢山描くのも面倒なのでちょっと手間を省きます。
中央の鈴「②」とその横の鈴「①」を別のレイヤーに描きます。それぞれレイヤーの複製をし、
[編集」メニュー→[変形]→[拡大・縮小・回転]で縮小・回転で微調整しつつ増殖させます。
中央に並ぶ鈴は「②」を加工し、両サイドの鈴は「①」を加工しています。無駄な線を消して増殖完了です。
女の子の線画が完成しました。無駄な線は後々消していきます。
男性キャラも同じ要領で描きこんで線画完成です。
男性キャラの方の衣装は見えている部分が肩しかないので、ラフ時のデザインでは殺風景になるかと思い、鎧風にしてみました。
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