2.線画-人物
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[1]ペンの設定
[2]レイヤーの準備
[3]人物のペン入れ
[1]ペンの設定
線画に使用するペンを設定します。
ラフで使用したペンと同様に、[筆]ツール→[水彩]→[濃い水彩]をベースに、カスタムしました。
まずは[濃い水彩]サブツールを複製し名前を「スリム線」に変え、OKを押します。
[サブツール詳細]パレットで詳細を設定していきます。
■詳細設定1:[ブラシサイズ]を「5.9」に設定。
■詳細設定1:[インク]→[下地混色]のチェックを外します。
■詳細設定3:[アンチエイリアス]の設定を[弱]に設定します。
■詳細設定4:[ブラシ形状]カテゴリで[ペン]を選択し、[ブラシ形状を適用]をクリックします。
■詳細設定5:
[入り抜き]で入り抜きの効果を設定します。
初期状態で[なし]が表示されている部分をクリックし、開いた[入り抜き影響元設定]で[ブラシサイズ]にチェックを入れます(筆圧が反映されます)。さらに「入り」「抜き」「速度による入り抜き」にチェックを入れ、完了です。
細くスラスラとした線になりました。
[2]レイヤーの準備
ラフのレイヤーフォルダーの透明度を、レイヤーパレットの右上のバーから「100」→「15」に下げます。
これでペン入れしやすくなりました。
[3]人物のペン入れ
ラフのレイヤーの上に、レイヤーフォルダーを作成し、その中にレイヤーを新規作成します。
フォルダ名は「線画」にしました。レイヤー名は必要に応じて変更していくと便利です。
ラフを表示したまま、工程[1]で作成したブラシで、メインになる人物の線画から描きます。
髪などの流れが必要な線は、ざっくりした線から、徐々に決めていきます。
人を描くときは線画フォルダ「人」レイヤーの下に「ポーズ補助」レイヤーを新規作成し、人物のポーズがおかしくないか、補助線を引いて確かめながら描いています。
また、微調整の多い手の部分は作業をしやすくするため、レイヤーを分けています。
人物の線画がある程度完成したら、「人」フォルダーを作成し、まとめておきます。
その際「ポーズ補助」レイヤーは不要なので削除します。
人物の線画が描けました。
次回は、小物や背景の線画を描いていきます。
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