4.ペンの設定
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(1)Gペンを複製する
(2)ブラシ先端形状を変更する
(3)パラメータを調整する
ペン入れ用のペンを設定します。
1.Gペンを複製する
[サブツール]パレットの「Gペン」を右クリックして「サブツールの複製」を選択します。
[サブツールの複製]ダイアログが表示されます。
サブツールに名前をつけて、「OK」ボタンをクリックします。
サブツールが複製されました。
サブツールは、ツールアイコンとアイコンの背景色を変更できます。
アイコンの設定は、[サブツール]パレットのパレットメニューから、 [サブツールの設定] 、[サブツールの複製]、[カスタムサブツールの作成]を選択した際に設定できます。
① 現在サブツールに設定されているツールアイコンです。
② リストからツールアイコンを選択できます。
③ 「アイコンの背景色」チェックボックスをオンにすると、アイコンの背景色が有効になります。
④ 「アイコンの背景色」チェックボックスがオンの場合に、クリックして背景色を選択できます。
アイコンの背景色は、[ツール]パレットや[サブツール]パレットでサブツールのアイコンが表示されている場合に表示されます。
(2)ブラシ先端形状を変更する
複製したサブツールを選択し、[ツールプロパティ]パレットの[サブツール詳細]ボタンをクリックします。
[サブツールの詳細]パレットの[ブラシの先端]→「先端形状」の「素材」をクリックして(①)、「ここをクリックして先端形状を追加してください」と表示されている部分(②)か、[ブラシ先端形状の追加]ボタン(③)をクリックします。
[ブラシ先端形状の選択]ダイアログが表示されるので、「飛沫3」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
ブラシの先端形状を変更しました。
●ブラシ先端形状素材を登録する
画像をブラシの先端形状素材として登録し、描画ツールの先端形状として使用することができます。
[レイヤー]メニュー→[新規レイヤー]→[ラスターレイヤー]を選択し、ラスターレイヤーを作成します。
作成したレイヤー上に、先端形状に登録したい画像を描画し、選択します。選択しない場合は、レイヤー上に描画されたすべての画像が登録されます。
[編集]メニュー→[画像を素材として登録] 、もしくは[素材]パレットのパレットメニュー→[画像を素材として登録]を選択し、[素材のプロパティ]ダイアログを表示します。
「ブラシ先端形状」をチェックし、素材名・素材保存先・検索用タグなどを設定して[OK]ボタンをクリックします。
「貼り付け動作」や「重ね合わせ順指定」などの設定は、描画ツールの先端形状として使用する場合には影響しません。
登録した画像が先端形状として使用できるようになります。
●変更したブラシ先端形状で描画できる色
先端形状素材に登録する画像は、描画されたラスターレイヤーの「表現色」に応じて、描画できる色に違いが出ます。
・表現色が「単色」の先端形状素材の場合
任意の描画色で描画します。
・表現色が「カラー」の先端形状素材の場合
選択している描画色にかかわらず、先端形状の色で描画します。
なお、[サブツール詳細]パレット→[インク]→[下地混色]を有効にしている場合は、描画色で描画します。
また、ベクターレイヤー上では描画ツールの[下地混色]が有効にならないため、[下地混色]を有効に設定している場合でも、先端形状の色で描画します。
・表現色が「グレー」の先端形状素材の場合
単色の場合と同様に、任意の描画色で描画します。
先端形状画像が黒と白の2色を使っている場合は、描画色と背景色の2色で描画します。
背景色を選択している場合は、背景色のみで描画します。
[サブツール詳細]パレット→[インク]→[下地混色]を有効にしている場合は、描画色のみで描画します。
また、ベクターレイヤー上では[下地混色]を有効に設定している場合でも、2色で描画します。
(3)パラメータを調整する
さらにブラシのパラメータを調整します。
[サブツール詳細]パレット→[ブラシ先端]で、「厚さ」を80にします。
「向き」の[影響元設定]ボタン(①)をクリックし、[向き影響元設定]のペンの向き(②)、ランダム:影響度100(③)にチェックを入れます。
[インク]をクリックし、「不透明度」を90にして、[サブツール詳細]パレットを閉じます。
「ざらつきペン」に似ていますが、そこまで強弱がつかないざらざらした感触のペン設定が出来ました。
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