5.人物の彩色(1)肌
提供者 : セルシス
更新日 : 2019/05/10
閲覧数 : 22562回 総合評価 : 7件
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使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.3.2
[1]肌の色を調整する
[2]肌に色を足す
[3]肌色の面積を調整する
全体を同じくらいに進めて様子を見ながら塗っていきます。まずは肌から。
[1]肌の色を調整する
最初は彩度の低い暗めの色を置いておいて、後で明るい色を重ねて塗っていきます。今の状態だと少し明るく感じるので、[編集」メニュー→[色調補正]→[色相・彩度・明度]で「肌」レイヤーの明度を「-6」に下げます。
[2]肌に色を足す
「肌の影1」レイヤーを追加し、クリッピングします。合成モードを[乗算]にして、[ペン]ツール→[マーカー]→[ミリペン]を使って大雑把に少し濃い色を置いていきます。
「肌の影1」レイヤーの上に通常モードで「彩色1」レイヤーを追加して、クリッピングします。
人物の影が黒っぽくならないように、青や紫系の色で、反射光と明るい部分を加筆して体の凹凸をわかりやすくします。
このままだと肌の色味が全部均一な感じで、一番はじめに顔に視線が行きづらいので、女の子ということもあり、赤味のある色をのせて血色良くします。
「色調整」レイヤーを追加し、クリッピングします。合成モードを「オーバーレイ」にし、少し不透明度を下げます。
頬や太ももなどに赤味を入れていきます。
大体これで良いと思ったので肌レイヤーに統合します。
「人物」フォルダの「肌」レイヤー以外を非表示にすると、次のようになります。
[3]肌色の面積を調整する
ラフ時の着物や鎧などの色がちょっと残りすぎていて、これから衣装などの形を調整する際に、隠れていた色が見えないように、スポイトで近くの色を拾って肌色の面積を増やしておきます。ついでに顔をちょっと滑らかにしたりして微調整しました。はみ出ていたラフの黒い線などが消えてすっきりしました。
口は別レイヤーに描いておき、肌レイヤーに直接描かれていた口は上から塗りつぶしました。
目元フォルダを顔フォルダに名前を変えて、「目」レイヤーと一緒に「口」レイヤーを入れておきました。
顔が歪んでいますが、また後で調整します。
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