13.「パワーアップ」の制作(2)キャラ
提供者 : セルシス
更新日 : 2019/05/10
閲覧数 : 9060回 総合評価 : 5件
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使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.3.2
[1]色変更
「ラフ」を見ながらパーツの色変えを行っていきます。眼帯は必要ないので非表示にします。(1)色変更の方法
基本的には必要に応じて[色調補正レイヤー](色相・彩度・明度/明るさ・コントラスト/レベル補正/トーンカーブ)を使って変えていきます。色相を調整しただけではイメージした色にできないときもあります。
そのような場合は、一度グレーに近いところまで彩度を落とし、上に新規レイヤーを追加し色を塗って、合成モードを変更します。
このように色調補正をするだけではイメージした色にならない場合は、彩度を落として、上からオーバーレイ等で色をつけます。
また、必要に応じて描画を加えたり、レイヤーを追加して色を調整します。
着物の場合、「パワーアップ」には黒のグラデーションもかかっているのでレイヤーを追加して、黒のグラデーションを入れました。
また、反射光も無くなってしまったので、レイヤーを追加して、上から塗りました。
(2)色変更
基本的には差分ラフと同じようになる様に変更しました。変更したパーツは髪・目・飾り・金属・甲冑・鉢巻・羽織・着物・馬です。細かい柄は後回しにして、とりあえず全部の色変えをして、全体を見ながら進めていきます。
実際色を変えてみて色が浮いている等違和感を覚えた「着物2」は、ラフでは水色になる予定でしたが紫色に変えています。
[2]パーツ
ここからは「デフォルト」でパーツ分けした時と同じように、ラフを薄く表示させて、「パワーアップ」の追加パーツを描いていきます。パーツを描き終わったら「デフォルト」と同じように描き込んでいきます。
[3]エフェクト
刀エフェクトの色を紫寄りに色調補正して、魂のエフェクトを描きます。描き方は刀エフェクトの時と同じです。土埃の部分ですが、「パワーアップ」では軽く火の手が上がっている中に、キャラがいる設定に変えているので、火の粉と火を描きます。
火を描くといっても今回は地面から距離があって、火の海というほどの場面を想定してないので、「土埃1」レイヤーにに火の色を「オーバーレイ」でかぶせて、「火」レイヤーを作ってオレンジで塗り「加算(発光)」にしました。
次に火の粉を描きます。加算(発光)モードで火の粉を描きました。
画面下部の火に近いところは黄色で火の粉の芯を描きます。
そして両方のレイヤーに「移動ぼかし」をします。
ここまでの全体図です。
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