2.キャラ設定~下描き
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[1] キャラクター設定
キャラクター設定について……という程のものでもないですが、
今回のイラストでキャラクターを描くにあたって考えた事などを解説します。
普段から和風キャラが好きなので、それにしよう!と決めました。
元々は小説用に構想していたキャラクターだったので、ビジュアルをきちんと決めていませんでした。
今回執筆するにあたり、既に考えていた大まかな設定などは活かして、キャラデザインをしました。
設定
・人に悪さをしない類の鬼の子が主役・宝物を持っているが故に、お上に狙われる
・「宝物を奪うついでに退治しろ」という感じで陰陽師が派遣される
・色々あるけど、解決して2人で幸せに
という元ネタである小説の設定を踏まえ、鬼子と陰陽師を作ります。
主役は鬼の子なので、角を生やして耳も尖ったものに。
ぴょんぴょん跳ねた髪の毛やアホ毛はキャラクター設定が明るめというのと、自分が好きなのでチョイスしました。色も暖色系をベースに設定しました。
対する陰陽師は寒色系をメインにし、少し暗めなイメージ。場面的に冬があるので、マフラー着用の人にしました。陰陽師という事で危険な場面での場数を踏んでいるかもしれないので、顔に傷のようなものも入れています。
宝物は和風らしく刀に設定しました。
そんな感じで最初に描いたものがコチラ。今回はこれをベースにして、イラストを描いていきました。
[2] ラフ・下描き
ラフ・下描きを描いていきます。
[ファイル]メニュー→[新規]でキャンバスを作成します。最終的なサイズはA4の350dpiですが、ラフは小さめの100dpiで描いていきます。
全て解決した後の、のほほんとした雰囲気を描きたかったのと雪を入れたかったので、雪の中鬼子が雪兎を作っていて、陰陽師が番傘を差して迎えに……というシチュエーションにしました。
まずは大まかな構図ラフを描きます。青は人物、緑は背景や前景のアタリです。
雪兎を作って見せびらかす鬼子と、寒いだろうからとマフラーをかけてあげる陰陽師……という感じをイメージしつつ描きました。
構図ラフを元に、詳細な下描きを描いていきます。
からだ=赤、服=青、髪=紫などパーツごとに色を分けて描いていきます。
番傘は全体が表示されていませんが、バランスが取りにくかったので、 実際には全体を作り、[編集]メニュー→[変形]→[拡大・縮小・回転]で拡大・移動をしてキャラに合わせました。
下描きが出来たら、配色も行います。
キャラの色自体は大体決まっているので、それを参考にします。
個人的な趣味ですが、1つのイラストに赤・青・黄(緑)の三原色を入れるのが好きなので、そういった部分も考えつつ色を乗せました。
今回だと、
赤=番傘やマフラー
青=陰陽師の服
黄=鬼子の帯や番傘飾り、植物の緑など
といった感じになります。
下描きが完成しました。
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