7.背景のクリーンナップ

公園のシルエットをより具体的に描き込みます。「チョーク」で白いアウトラインを引いて、中を「三角形ぶらし」で塗っています。
公園シルエット部分の色を少し明るくしてみました。


それに伴って、周りの小物が少し目立ち過ぎなように感じたので、傘や稲妻に使っている黄色をスポイトして線画の色も明るくし、位置も調整して、絵全体のバランスを整えました。


今回一番描きたかった稲妻と、雲と雨をクリーンナップしました。
最初にイメージした、台風のような渦を巻くような構図を意識しながら、最終的な稲妻と雲の配置を決めていきます。
先に描いた傘がカラフルな光を反射させていたので、きっと稲妻は、ただ黄色く光るだけではなくカラフルに光を発しているだろうと思い、いくつか色を使いながら線画を描いていきました。


色で迷っていた公園シルエットの部分は、やはり明るい色に戻しつつ、背景のベースの色もバランスをみて微調整しました。


さらに気球部分を目立たせるために、ドロップ風船の周りにアウトラインを描きたします。


パンダと女の子の印象を関連づけるように、耳のようなお団子を女の子に描き足しました。


雲の向こうにキラキラした星空などを描き足します。


さらに公園のシルエットを黄色く変更し、女の子にスポットライトが当たっているようなイメージで公園のシルエット部分に女の子の影を落としました。女の子の後ろの円が月のようにも見えてきました。


これですべてのモチーフのクリーンナップが終わりました。