選択範囲をストック

提供者 : セルシス    更新日 : 2017/12/05    作家 : 井藤シュークリーム
閲覧数 : 44047回 総合評価 : 25件

使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.3.0

※Debutでは対応していません。

[1]選択範囲レイヤーとは
[2]選択範囲のストック
[3]選択範囲の復帰
  ・複数の選択範囲レイヤーが存在した場合
  ・任意の選択範囲レイヤーから簡単に選択範囲を復帰

選択範囲レイヤーを使用すれば、作成した選択範囲を保存できます。
複雑な選択範囲でも保存しておけるので、あとから加工をすることも簡単に行うことができます。

知っているととても便利な選択範囲レイヤーを、今回と次回の2回にわたって説明します。

[1]選択範囲レイヤーとは

選択範囲レイヤーとは選択範囲をストック(保存)しておけるレイヤーです。

選択範囲を何種類も保存できます。

選択範囲レイヤーとは


保存した選択範囲はいつでも復帰して選択し直すことができます。

選択し直す


何度も同じ選択範囲を作成するような場面では大活躍します。

POINT

ComicStudio4.0やIllustStudioとの違い

ComicStudio4.0やIllustStudioにも、選択範囲レイヤーは存在します。

ComicStudio4.0やIllustStudioで選択範囲レイヤーを作成した場合、レイヤーパレットの選択範囲カテゴリに選択範囲レイヤーが作成されますが、CLIPSTUDIOPAINTでは通常のレイヤーと同じ場所に作成されます。

用途別にフォルダわけができるなど、管理が楽になりました。

ComicStudio4.0やIllustStudioと、CLIP STUDIO PAINTの選択範囲レイヤーの違い

     

[2]選択範囲のストック

ストックしたい選択範囲を作成します。

(1)[長方形選択]ツールを使用し、選択範囲を作成します。

※矩形選択ツール以外のツールや、[選択範囲]メニュー→[色域選択]などで選択した場合でも、以降の操作は同様です。

矩形選択ツールで選択範囲を作成


(2)[選択範囲]メニュー→[選択範囲をストック]を選択します。

[選択範囲をストック]


選択範囲が緑色に変わり、レイヤーパレットに選択範囲レイヤーが生成されます。

選択範囲レイヤーを生成


POINT

選択範囲レイヤーは、CLIP STUDIO PAINT形式(拡張子:.lip、最適化.lip)で保存した場合にのみ保存されます。

Photoshop形式(拡張子:.psd、.psb)で保存した場合は、アルファチャンネルとして保存されます。それ以外の画像形式の場合は保存されず、書きだした画像にも表示されません。

また、選択範囲レイヤーは印刷されません。

     

[3]選択範囲の復帰

ストックした選択範囲を復帰します。

(1)復帰させたい選択範囲レイヤーを表示させるか、レイヤーを選択します。

選択範囲レイヤーを表示させるか、レイヤーを選択


(2)[選択範囲]メニュー→[ストックから選択範囲を復帰]を選択します。

[ストックから選択範囲を復帰]


選択範囲が復帰します。

選択範囲の復帰


・複数の選択範囲レイヤーが存在した場合

では、複数の選択範囲レイヤーが存在した場合はどうなるのでしょうか。

選択範囲レイヤーが存在した場合


[選択範囲]メニューから[ストックから選択範囲を復帰]を選択すると……

選択していた選択範囲レイヤーから選択範囲が復帰しました。

選択していた選択範囲レイヤーから選択範囲を復帰


選択範囲レイヤー以外のレイヤーを選択していた場合は……

全ての選択範囲レイヤーから選択範囲が復帰しました。

全ての選択範囲レイヤーから選択範囲を復帰


この時非表示の選択範囲レイヤーが存在した場合は……

表示されている選択範囲レイヤーのみ選択範囲が復帰しました。

表示されている選択範囲レイヤーのみ選択範囲を復帰


でもこのやり方だと、選択範囲レイヤーを表示させたり非表示にしたり、メニューから選んだりといろいろと手間がかかりますよね。

そんな時は[レイヤー]パレットから選択範囲を復帰しちゃいましょう!

・任意の選択範囲レイヤーから簡単に選択範囲を復帰

復帰させたい選択範囲レイヤーを選択して、選択範囲レイヤーアイコンをクリックするか、選択範囲レイヤーのサムネイルをダブルクリックします。
この時選択範囲レイヤーの表示状態は、表示・非表示どちらでもかまいません。

アイコン、サムネイルで復帰


選択範囲が復帰しました。

簡単に復帰


さらにほかの選択範囲レイヤーの選択範囲を追加で復帰したい場合は…

[Shift]キーを押しながらレイヤーアイコン、サムネイルをダブルクリックします。

[Shift]キーを押しながら復帰


先ほど復帰した選択範囲に加えて復帰しました

選択範囲に加えて復帰


他にもいろいろなことができます。

すでにある選択範囲から、選択範囲レイヤーに描画された部分を削る場合は…

[Alt]キーを押しながらレイヤーアイコン、サムネイルをダブルクリックします。

[Alt]キーを押しながら復帰


選択範囲レイヤーに描画された部分の選択範囲が削られました。

選択範囲が削られる


選択範囲と選択範囲レイヤーに描画領域の重なった個所のみ選択範囲にする場合は、[Shift]キー+[Alt]キーを押しながらレイヤーアイコン、サムネイルをダブルクリックします。

重なった個所のみ選択


選択範囲と選択範囲レイヤーに描画領域の重なった個所のみ選択範囲になりました。

重なった個所のみ選択


POINT

さらに、特定の複数選択範囲レイヤーから、一度に選択範囲の作成、追加、などもできます。

複数の選択範囲レイヤーを選択します。
レイヤーは表示している必要があります。

複数の選択範囲レイヤーを選択


[レイヤー]メニュー→[レイヤーから選択範囲]→[選択範囲を作成]を選択します。

[選択範囲を作成]


選択している選択範囲レイヤーからのみ選択範囲を作成できました。

複数の選択範囲レイヤーで選択


[レイヤーから選択範囲]では、ほかにも、選択範囲の追加、削除、選択範囲から選択ができます。

選択範囲の追加、削除、選択範囲から選択



※[レイヤーから選択範囲]は、選択範囲レイヤー以外のレイヤーでも実行できます。


次回の講座では、描画ツールで選択範囲を作成する方法や、選択範囲レイヤーの実践的な使い方を説明します。

≪  参照レイヤーを使いこなす-応用…  |  選択範囲をストック  |  選択範囲レイヤーの活用  ≫

作者プロフィール:井藤シュークリーム

漫画家になるべく脱サラし、現在は漫画アシスタントをしています。
クリップスタジオをマスターするべく日々精進です。クリップスタジオのマンガ機能に革命が起こることを信じてます。
(choucraem.itou★gmail.com)←★を@に変えてください。

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コメント
zacherkuchen 2013/12/26 03:51
参考になりました
博龍 2013/08/24 05:29
参考にさせていただきます