第四話:その他のバージョンアップ項目
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第四話はその他のバージョンアップ項目のご紹介です。
[1]素材の読み込み
■CLIPマテリアルサービス提供素材の読み込み
CLIPからダウンロードした素材をドラッグ&ドロップで読み込めるようになりました。
(1) CLIPから任意の素材をダウロードします。
(2)ダウンロードした素材をComicStudioに、1ファイルずつドラッグ&ドロップします。 ※ZIPファイルのまま素材登録できます。ただしZIPファイルの中に複数の素材が内包されている場合は、解凍しそれぞれドラッグ&ドロップして素材登録する必要があります。
Ver4.5.1から3Dモデルやトーン、レイヤー素材をページウィンドウ上にドラッグ&ドロップした場合、ページに貼られると同時に[素材]パレットに登録されるようになりました。
(3)登録した素材がトーン、3Dデータ、フキダシなどのマテリアル素材の場合、[素材]パレット→[追加素材]→[CLIPマテリアル]に保存されます。
登録した素材がブラシ素材やアクションなどの場合は、ブラシセットやアクションセットとして登録されます。
[2]カラーテクスチャ3Dデータへの対応
■カラー表示
カラーのテクスチャを持つ3Dモデルデータをカラーで表示できるようになりました。
[ファイル]メニュー→[読み込み]→[3Dファイル]を選択し、カラーのテクスチャを持つ3Dモデルデータを読み込みます。 ※CLIPからカラーのテクスチャを持つ3Dモデルデータをダウンロードできます。
(2)3Dモデルがカラー表示で読み込まれます。
【カラーで読み込まれなかった場合】
ver4.5.1以降であれば通常カラー表示で読み込まれますが、以前のバージョンで読み込んだ3Dモデルデータはカラーで表示されていないことがあります。
その場合、[プロパティ]パレットでカラー表示にすることができます。
[プロパティ]パレット→[3Dワークスペース]タブにて設定をします。
・[カラー表示]:ON
・[陰影]:OFF
・[3Dプレビューレイヤーの色]:黒
以上の設定で正しくカラー表示されます。
[3]アクション
■アクションショートカットの登録、アクションショートカットの実行(EXのみ)
アクションにショートカットが割り当てられるようになりました。 最大10個のアクションにショートカットを割り当てられます。
(1)[アクション]パレットから、ショートカットに登録したいアクションを選択します。
(2)[アクション]パレットの[メニュー表示]をクリックしコンテキストメニューの[アクションショートカットへ登録]→[00へ登録]を選択します。
(3)[ファイル]メニュー→[カスタマイズ]→[ショートカット設定]を選択します。
(4)[ショートカット設定]ダイアログの[メニュー]タブ→[アクション]→[アクションショートカット/00~]を選択します。
(5)[新しい割り当て]に任意のキー(例では、「Shift+1」)を割り当てます。
(6)[割り当て]ボタンをクリックします。
(7)[OK]をクリックします。
これで、アクションにショートカットが割り当てられました。
割り当てられるとアクション名の後ろに登録したショートカットが表示されます。
[4]書き出しのバージョンアップ項目
■すべてモノクロの網点で出力
グレースケールで書き出す場合でも、トーンにアンチエイリアスがかからなくなりました。
【実践】
(1)[ファイル]メニューから[書き出し]→[画像ファイル]を選択します。(ピクセル指定・寸法指定どちらでも大丈夫です)
(2)[画像のエクスポート]ダイアログの[色深度]を[グレースケール]に設定し、[仕上げ情報]から[トーン設定]をクリックします。
(3)[トーン詳細設定]ダイアログの[出力設定]→[すべてモノクロの網点で出力]にチェックをして[OK]をクリックします。
以上の設定で書き出しを行えば、トーンにはアンチエイリアスのかかっていない画像が書き出されます。
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