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第12回:自分の作品を世界に発信

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
閲覧数 : 4856回 総合評価 : 6件

12-1原稿をファイルに書き出す

作品はできた、さあどうする!?

みなさんこんにちは、森野熊太郎です。 
マンガの原稿ができあがったら、やっぱり誰かに読んでもらいたいですよね。紙に印刷するというのも誰かに読んでもらうための「手段」のひとつでしょう。その他にはどんな手段で自分のマンガを読んでもらうことができるでしょうか。

最近は自分でブログを立ち上げていろんな記事を掲載している方がたくさんいらっしゃいますよね。4コママンガを載せているブログなんかもあるようです。面白いモノもたくさんあってついつい読みに行っちゃうんですよ。

今回は、自分のWebサイトやブログでもあんな風にマンガの原稿をアップしてみたい、と思ったらどうしたらいいのか、説明していきますね。

1ページずつ書き出す

今回の原稿のように基本枠の外にはみ出さない原稿をファイルに書き出したい場合の手順を説明しましょう。

元サンプル原稿
 

1ページずつファイルを書き出す場合は、ページを開いた状態にしておきます。

[ファイル]メニューから[書き出し]を選ぶ~[画像ファイル(ピクセル指定)]を選択
 

[ファイル]メニューから[書き出し]を選ぶと[画像ファイル(寸法指定)]と[画像ファイル(ピクセル指定)]の2種類の項目があります。Webサイトなどにアップしたい場合は画像の大きさを「ピクセル」単位で指定する必要があるので、[画像ファイル(ピクセル指定)]を選択します。
[画像のエクスポート]ダイアログが表示されるので、ここで出力する画像ファイルの設定を行っていきます。

[画像のエクスポート]ダイアログ
 
[出力サイズ]で[出力サイズ指定]を選択
 

[出力サイズ]で[出力サイズ指定]を選択すれば、原稿用紙を横640pixelや480pixelといったように、ドット(点)の数で指定することができます。[解像度]はWebサイト用のファイルなら72dpiを選びましょう。[出力範囲]は[ページ全体]を設定すれば原稿用紙全体を出力できます。製本したときと同じ状態にしたい場合は[トンボの内側まで]を指定すれば大丈夫ですよ。[色深度]は[最適な色深度を自動判別]を選んでおいてください。

[下描き情報]のチェックをすべて外して[仕上げ情報]のチェックをすべて入れる
 

[下描き情報]のチェックをすべて外して[仕上げ情報]のチェックをすべて入れておくのは印刷の時と同じです。

[ファイルの設定]ではファイルの名前を指定
 

[ファイルの設定]ではファイルの名前を指定します。[種類]でファイル形式をBMP・JPEG・PNG・Photoshop・TIFF・Targa・PDF・EPSの中から選べるのですが、Webで使用するのならJPEGかPNGの方が良いでしょう。

[種類]にJPEGを選んだ場合~[設定]ボタンでファイルサイズを調整
 

[種類]にJPEGを選んだ場合は、横にある[設定]ボタンでファイルサイズを調整することができます。品質のパーセンテージを下げることでファイルサイズが小さくなります。品質を下げるほど画像が劣化してしまうので、何度か試して画像を確認しておいた方が良いと思います。

書き出した画像を見てみる
 

では書き出した画像を見てみましょう。今回は横640pixelで書き出しています。

トーンを貼っている箇所は網点ではなくグレーで表現されている
 

トーンを貼っている箇所は網点ではなくグレーで表現されています。これは本来のサイズよりも小さく出力されているためです。Webサイトやブログで扱うためにはある程度画像のサイズを小さくしておかないと、Webサイトを快適に見ることができなくなってしまいます。画像サイズについては文字の大きさなども影響してくるので、自分で個別に大きさの目処をつけておくと良いでしょう。

好きな範囲だけ出力

 
ページ表示の状態で選択範囲を作成~範囲だけを出力
 

ページ表示の状態で選択範囲を作成すると、その範囲だけを出力することができます(画像は選択範囲を判りやすくするために色をのせています)。

選択範囲が指定されている状態で[書き出し]~[出力範囲]のメニューで[選択範囲の外接矩形]の項目が選択できる
 

選択範囲が指定されている状態で[書き出し]を行うと[出力範囲]のメニューで[選択範囲の外接矩形]の項目が選択できるようになります。この状態で書き出しを行うと

書き出した画像
 

このような画像になります。

選択範囲は矩形(四角形)だけでない
 

選択範囲は矩形(四角形)だけでなく、自分の出力したい部分さえちゃんと指定できていれば大丈夫です。

自分で作った範囲がちょうど収まる四角形の形で画像ファイルが出力
 

自分で作った範囲がちょうど収まる四角形の形で画像ファイルが出力されます。

基本枠までを出力

 
赤い部分が余白として残っている
 

今回のマンガは基本枠におさまる形で原稿を仕上げているので、赤い部分が余白として残っていますね。この部分をなくしてしまうことができるとWebにアップしたときもちょっとスマートになりそうですね。では基本枠までを出力する方法を紹介しておきましょう。

枠線の外をマジックワンドで選択
 

まず枠線の外をマジックワンドで選択します。[マジックワンドツールオプション]パレットで[複数参照]-[全てのレイヤー]を有効にしておくことを忘れずに。

[選択]メニューから[選択範囲の反転]を選択
 

[選択]メニューから[選択範囲の反転]を選択します。これで「余白以外」が選択されている状態になります。

[選択範囲の外接矩形]を選択した書き出しを行うと余白のない画像が書き出せる
 

この状態で[選択範囲の外接矩形]を選択した書き出しを行うと余白のない画像が書き出せます。

 

12-2読んでもらってこそ

読んでもらえる幸せ

そろそろ、このコミスタ教室も終わりが近づいてきました。2ページだけのマンガ原稿でしたが、コミスタを使っていく上での参考にしてもらえたらと思います。

マ ンガの原稿ができあがるととても嬉しいんですよね。ついつい誰かに読ませたくなっちゃう。CLIPの「プリントサービス」を使って原稿を印刷したり、「作品を見てもらう」でサイトに作品を公開して、ネット上でいろんな人にマンガを読んでもらうことも簡単にできます!!CLIPでは他にも素材をダウンロードできたり、データを保管できたり、とにかく便利とお得がいっぱい!これを活用しない手はありません!

コミスタを使っている人はぜひぜひ活用してください!

創作活動応援サイトCLIPについて詳しくはコチラをご覧ください!
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きっと誰にも読ませないマンガを描く人なんていないと思うんですよね。誰かに何かを伝えたくて、一生懸命にマンガを描いて、その誰かが自分のマンガで笑ったり泣いたり、感動したりしてくれたら、こんなに嬉しいことはないですよね。

もしかしたら、残念な感想を言われるかも知れないけれど、でも、そのときはもっと面白い次の作品を作ればいいだけですよね。コミスタなら完成した原稿に手直しをすることだってとても簡単にできちゃいますし。

たくさんマンガを描いたら、きっと自分のマンガはもっと面白くなる。これは僕がお師匠さんから言われた言葉です。いっぱい作品を仕上げると、マンガを描くことがもっと楽しくなるそうです。そう感じられるくらい、僕もたくさんマンガを描きたいと思います。

もっとたくさんの新しいマンガがいろんなトコロで読めることを本当に楽しみにしています。

熊太郎
 

コミスタ教室はこれにておしまい。僕も新作のマンガを描いてみようと思います。それではみなさん、いっぱいマンガ、描きましょうね!

ここから画像をブログやWebサイトにアップすれば手順は完了です。実際にブログに画像をアップするときは、それぞれのブログの使い方を良く調べておきましょうね。

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