2.ペン入れ
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/29
閲覧数 : 7970回 総合評価 : 1件
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水彩風に塗っていくので、塗りになじむような柔らかい線を描く為に、[鉛筆]ツールを使用します。 [ツールオプション]の設定はこのような感じです。 [入り抜き]設定はonにします。
下図のように[入り抜き]を設定することによって、ペンタブレットの筆圧を気にしなくても自然な線が描けます。逆に、右図のように[入り抜き]をoffに設定すると、あまり強弱の無い線になります。
ラフレイヤーの上に主線用の新規レイヤーを作ります。ラフのレイヤーは作業しやすいように、不透明度を下げておきます。
線の硬さをやわらげるため、主線の色は各パーツの色と同系色に合わせます。後から同系色に変えやすいように、肌・髪・服…等、レイヤーを分けて、それぞれのパーツを描いていきます。
※下図は、レイヤー分けをしたパーツが分かりやすいように色を変えたものです。
私の場合、左から右へペンを運ぶという動作が苦手で、思い通りの線が描けないことがあるので、[回転]ツールでキャンバスの表示角度を回転させたり、[手のひら]ツールで描画しやすい場所に移動させたりしながら描いています。後は塗りながら様子を見て効果を加えたり、色を変えたりしますので、はみ出た線・無駄な線を[消しゴム]ツールで消して、ペン入れは終わりです。
次は、人物の着色です。
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