4.肌の着色
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 19357回 総合評価 : 3件
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下地のレイヤーに直接、[水彩]ツールで影になる部分をを意識しながら色の濃度に強弱をつけて重ね塗りします。私は、「影1段目」→「影2段目」→「ぼかし」の順で重ね塗りしています。
「ぼかし」は、色が濃く輪郭のくっきりした部分をある程度残しながら、濃い部分から薄い部分へ色を延ばすような感じで行います。
肌は水彩の感じを出す為に、レイヤーを重ねず1枚で仕上げた方が、より下の色と良い感じに混ざります。塗りが終わったら、主線に効果を入れます。肌の線画レイヤーの[透明部分をロック]して、線の色を肌の色となじむような色に変更します。
主線をさらに肌の色となじませるため、「ぼかし」をかけます。肌の主線レイヤーを複製して、複製した方のレイヤーの合成モードを[乗算]にし、[フィルタ]メニュー→[ぼかし]→[ぼかし(強)]を3回ほど繰り返します。
この方法は肌のパーツにしか使いませんが、線を柔らかくするのと同時に、強弱の無いカチカチの線を誤魔化せるという利点があります。これでもまだ線が硬いので、元の線画レイヤーのなじませたい部分を、不透明度を下げた[消しゴム]ツールで、薄く消します。これで肌は完成です。
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