1.下描き

1.ラフの作成

まずはキャンバスを作ります。[ファイル]メニュー→[新規作成]で、今回は[A5(350dpi)]サイズを選びました。

ラフを描く前に何を描きたいか大まかに考えておきます。今回は「バラと白いドレスと青空」というテーマで描いていきます。

ラフなので使うツールは何でもいいのですが、今回は[水彩]ツールの[ツールセット]にある[不透明水彩]を使いました。背景も人物もこれでガシガシ描いていきます。同時に色のバランスも考えていくので、簡単に色をつけてみました。

2.下描きの作成

ラフが描き終わったら、今度は下描きで細かく描いていきます。下描きを描く時は、最低でもレイヤーを人物、服、背景の3つに分けるようにします。そうしておくと、後から配置場所を移動したい場合などの修正が楽にできます。ブラシの色も人物は赤、服は青、背景は紫というように分けて描くと見やすくなります。今回はバラとストールもレイヤーを分けました。

人物は、まず服を着ていない状態をしっかり描きます。服を着ていない状態を描くことによって、服を着せるときに身体の立体感を意識することができますし、服のしわの付き方も想像しやすくなると思います。

描いている途中で[ツールバー]の[回転・反転/左右反転]ボタンを押してキャンバスを反転させます。反転させると歪んでいるところがわかりやすくなるので、何回も反転させて修正します。

これで下描きが完成です。