10.発光の描写
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よりいっそう幻想的にするため、発光して見えるようにします。発光して見えるようにする方法は他にもあると思いますが、方法の一つとして役立ててください。
発光の描写のために使用した、レイヤー構造です
(1)新規ラスターレイヤーを2枚作成します。鳥レイヤーからトランプのときと同様に選択範囲を作成します。[選択]メニュー→[選択範囲を縮小]で3ピクセル縮小します。(必ずしも3ピクセルである必要はありません。画像のサイズにあわせて数値を入れてください)
(2)この選択範囲を使って、各新規レイヤーを水色と白で塗りつぶします。
(3)鳥のレイヤーの[透明部分をロック]し、うすい黄色に塗りつぶします。
(4)[透明部分をロック]を外し、[フィルタ]メニュー→[ぼかし]→[ガウスぼかし]から[ぼかす範囲]を22.7に設定してぼかします。同じように、水色に塗ったレイヤーもぼかします。 (これもぼかしたい画像によって数値を変更してください)
(5)白く塗ったレイヤーはそのままです。さらに[レイヤー]パレットの合成モードのリストから、各レイヤーに発光処理のための効果を適用していきます。
黄色く塗ったレイヤーを[スクリーン] 不透明度44%に設定します。
水色に塗ったレイヤーを[ソフトライト] 不透明度78%に設定します。
白く塗ったレイヤーは[通常] 不透明度100%のままです。
(6)これで、発光しているような効果が出せます。
発光の度合いは好みで。例えば、スクリーンやソフトライトの不透明度を変更するとより強く光った感じになります。これといった決まりはないので、いろいろ試してみましょう。
[スクリーン]100%、[ソフトライト] 100%の場合
また、この発光の色を変えたい場合、[フィルタ]メニュー→[色相・彩度・明度]などで変更するといいと思います。
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