2.レイヤー分け
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 2085回 総合評価 : 0件
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線画が完成したら、さっそく色塗りにとりかかるのですが、その前に塗りの準備として各パーツをレイヤー分けしておきます。髪の毛や肌、服など、それぞれのパーツごとに1つレイヤーを作り、単色で塗りつぶしていきます。
パーツの塗りつぶし方は、いろいろな方法があり、また線画のタッチによっても変わってきます。例えば、線が太く、きっちりと繋がった線画を描かれる方は、線画で選択範囲を取った後、新規レイヤーに塗りつぶしツールを使う方法が手っ取り早いかと思います。
ただ、私の場合は線画もラフのような、比較的軽いタッチの線で描きますので、選択範囲をうまく取ることができません。よって、各パーツの輪郭をペンツールで新たになぞり、「囲みを作って塗りつぶし」という地道な方法を取ることにします。
一例として、髪の毛の塗り方を説明します。
(1)「髪の毛」というレイヤーを新規に作り、線画をなぞっていきます。
(2)ひと通りなぞり終わったら、[塗りつぶし]ツールで塗りつぶしましょう。
(3)塗りつぶした際にできた、細かい「塗り残し」は、ペンを使い丁寧に塗っていきます。
(4)これで髪の毛のパーツが塗り終わりました。
他のパーツも、髪の毛と同様にレイヤー分けをし、塗っていきます。なお、塗りつぶす色は、そのパーツの基本色となる色(肌であれば肌色など)をあらかじめ選択して塗りつぶしておきます。
ひと通りのパーツ塗りの作業を終えたら、レイヤー分けの作業は終了です。
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