1.メタセコイアの準備

3Dモデリングを用いる利点は使い方によって様々にありますが、 今回、以下の2点を活用したモデリングを行います。

・作成した素材を複製して並べる事で簡易に舞台を作成できる
・曲面のパースが簡易に取れる

(1)まずモデリング素材、構図を考えるために簡単なラフイメージを作成します。

(2)円形構造の図書室を舞台に、俯瞰する構図をイメージしてモデリングを行います。｢本棚｣、｢地球儀｣、｢机｣2種類の素材を作成します。

(3)作業画面の上部にある[点]ボタン、[辺]ボタン、[面]ボタンの各ボタンがチェックされているかを確認します。

これで作業中の図形の表示状態を決定されます。基本的にはこの3つのボタンをオンで作業しますが、作業内容によってはオフにもした方が進めやすい場合もあります。

(4)次に[オブジェクト]パネル、[物質]パネルにチェックが入っているかを確認します。

[オブジェクト]パネルはオブジェクト毎にレイヤーを分けることで、それぞれ表示、非表示、編集禁止を選択できます。

[材質]パネルは色や模様を作るパネルで、オブジェクトに当てはめることでその色、模様を反映できます。初期状態では[材質]パネルは空なので、[新規]を押して｢mat1｣を作成します。

(5)作業が進むと動作が重くなり、[編集]→[元に戻す]が機能しなくなることがあるので、[ファイル]→[環境設定]→[システム]から[環境設定]ダイアログを開き、ダイアログ内、[アンドゥ]の[最大使用メモリ]を限界の512.0MBに設定します。