12.エフェクト
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・舞い散る花びら
(1)背景の一番上にレイヤーを新規作成します。
(2)くっきり描けるブラシで、ちょこちょこと舞い散る花びらを置いていきます。
画面下にいくにつれて大きな花びらが増えていきます。
花びらのみのレイヤー表示だと下図のようになります。
ピンクの花びらと紫色の花びらで、遠近感を表現します。この色の違いは次に行う作業で活きてきます。
(3)一通り描き終えたら、「桜」のレイヤーを複製して、[合成モード]を「加算(発光)」にします。
(4)複製したレイヤーを選択し、[フィルタ]メニューから[ぼかし]→[ガウスぼかし]を選択します。
(5)[ぼかす範囲]を「30」程度に設定し[OK]をクリックします。
桜がぼんやりと発光しました。
紫で描いた花びらはあまり目立たず適度な光具合なので、少し奥行きが感じられると思います。
街や大樹にも、降り積もった花びらを点々と置いていきます。
積もった花びらは、風などでだんだん隅や溝のほうに集まるということも意識すると、リアリティが出ると思います。現状では大して目立たせてませんが、もっと街中に降り積もらせるのもいいかもしれませんね。
・飛行エフェクト
最後に、主人公が飛んでいるエフェクトを乗せます。
(1)主人公の描いたレイヤーの上に、レイヤーを新規作成し、杖の部分に紫色をのせます。
(2)[合成モード]を「オーバーレイ」に変更し、[不透明度]を「18」に設定します。
(3)オーバーレイに変更したレイヤーの[Ctrl]キー + [レイヤーサムネイル]もしくは[アイコン]をクリックし選択範囲を取得します。
(4)上にレイヤーを新規作成し、杖の先の部分をやわらかめのブラシで赤色~黄色を塗ります。
(5)描画したレイヤーの[合成モード]を「加算(発行)」に変更します。
(6)[選択範囲ランチャー]の[選択を解除]を選択し、選択範囲を解除します。
杖の先の部分が発光しました。
(7)その上にレイヤーを新規作成し、花びら型の噴射が出ている軌跡のエフェクトを描きます。
(8)エフェクトを描いたレイヤーを複製します。
(9)[カラー]パレットからピンク色を選択します。
(10)[編集]メニューから[特殊な描画]→[線の色を描画色に変更]を選択します。
複製したレイヤーの描画されている色が変わりました。
・ガウスぼかし
舞い散る花びらのときと同様、[ガウスぼかし]フィルタを使用します。[合成モード]を「加算(発光)」に変更します。
・加算(発行)
・微調整
オーバーレイやスクリーンモードのレイヤー等でエフェクトを微調整します。
・杖「ハードライト」
・飛行エフェクト「スクリーン」
・空「加算(発行)」
以上で完成です。
私は大して複雑なことはしておらず語彙もないので、解説も面白みに欠けるものとなってしまったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
講座は以上となります。大変おつかれさまでした!
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