2.下絵の作成
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 6397回 総合評価 : 1件
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(1)大まかな構図が決まったら、細部まで詰めていきます。
ブラシはより手描きの感覚に近づけるために、パターンブラシの「チョーク」を[不透明度]「80」、[ブラシサイズ]「12.0」で使用しています。
(2)ノイズブラシと消しゴムツールで、盛り削りを繰り返しながら形を出していきます。
その際、パターンブラシを使っている状態でショートカットキー「E」を押したり離したりして、即座にブラシと消しゴムを行き来できるように設定しています。
下書きを盛り削りするような描き方の場合、この方法なら形を出しやすくなります。
[ファイル]メニューから[環境設定]→[ツール]→[ツールの一時切り替え]にチェックを入れ、「0ミリ秒キーを押すと一時切り替えになる」と設定します。
(3)絵を盛り削りして形を出しながら、細かな構図も決めていきます。
机と椅子は3Dモデルをそのまま写してもいいのですが、整然としてしまうため一部を列からずらしたり、斜めにしたりして雑然とした雰囲気を出しています。
それ以外の部分は、線画の工程で3Dモデルをそのまま写すので、下絵に起こす必要はありません。
(4)形を出していくと同時に、線画や塗りの作業を効率よく進めるためこの段階でレイヤーの分割も決めていきます。
多すぎても少なすぎても負担になるので、前方の二人と脚立、左下の女の子、机とクラスメート、教室という具合に分割する事にしました。
その際、レイヤーごとに名前を付けて分かりやすくしておきます。
下絵ができました。
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