13.ガラスの猫
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 22161回 総合評価 : 7件
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キャラクターの足元の、ガラスの猫を塗っていきます。
ガラスの透けた質感などは描くのがとてもむずかしいため、参考資料として、私物のこのクジラの小物を観察しながら描きます。
モニターにぺとっと置いてみたりして、どのように背後が透けてみえるのか、また、どのように、映りこんでいる景色が屈折するのかなどをじっくり観察します。
それをもとに、あとは想像で書き進めていきます。
基本的に、モチーフの周辺部分のほうが背景の屈折が大きいようです。また、周辺部分には色の溜まりも発生するため、比較的濃い色を使います。
また、[レイヤー合成モード]を「加算(発光)」に設定したレイヤーを作って、ところどころチョンチョンッとハイライトを入れると、それらしい質感になります。
次にガラスのねこを光っているように加工します。
ねこのレイヤーを複製し、薄むらさき色で塗りつぶして、[レイヤー合成モード]を「加算(発光)」、[不透明度]を「47%」に下げます。
(1)「ねこ」レイヤーを選択し、[レイヤー]メニューから[レイヤーの複製]を選択し、レイヤーを複製します。
「ねこ」レイヤーに[透明部分をロック]を設定していたので、複製したレイヤーにも設定は引き継がれます。
(2)[カラー]パレットから「紫」を選択します。
(3)[編集]メニューから[特殊な描画]→[線の色を描画色に変更]を選択します。
ねこが紫に塗りつぶされました。
(4)紫に塗りつぶしたレイヤーの[レイヤー合成モード]を「加算(発光)」、[不透明度]を「47%」に下げます。
光っている印象になりました。
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