1.自由にパレットを配置しよう

さて、僕はこれからIllustStudioを使って同人誌のフルカラー表紙・裏表紙を作るわけですが、想定として『オリジナルキャラクター・怪盗兎小僧ちゃんが主役の漫画同人誌』という設定で制作させてもらいます。

それでは、IllustStudioをレッツ起動ッ！

IllustStudioを起動すると、こんな感じの画面になります。初期設定では、起動すると同時に新規のキャンバスが開くのが特徴です。
※起動と同時に新規キャンバスを開きたくない場合は、[ファイル]メニュー→[環境設定]で表示される[環境設定]ダイアログの[オプション]タブで変更できます。

最初に、IllustStudioで絵を描く上である意味もっとも重要な「パレット」について紹介します！

パレットとはペンを選ぶパレットだったり、色を選ぶパレットだったり、ヒストリーを見るパレットだったり、つまりはいろいろなツールをわかりやすく表示している小さなウィンドウです。

IllustStudioには全部で15種類の便利なパレットがあり、それらを自分の使いやすい形に配置できるのも特徴のひとつです。

どんなパレットの置き方が使いやすいかは人によっていろいろだと思いますが、かといって「好きにカスタムしたらいいよ」と言われてもわからないものです。
しかし、IllustStudioはそんなパレットの配置の初期設定にもひと工夫されているのです！

[ウィンドウ]メニュー→[ウィンドウレイアウトを再選択]を選択してみてください。

ここで、いろんなスタイルの人向けに用意されたパレットの配置を選択できます！
（はじめてIllustStudioを起動したときにも聞かれるのですが、ここでもう一度選び直せます）

自分の使いやすい配置をこの中から選んで試してみて、そこからさらに自分の使いやすい形にカスタマイズしていくのもよいでしょう。

ちなみに僕のパレットの配置は下図のような感じです。よく使うパレットをすべて右側に寄せています。
[ツール]パレット（[ペン]や[消しゴム]などのツールを選ぶパレット）を縦一文字にしているあたりがお気に入り！