3.ネタ出しラクガキ開始ッ!
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お絵かきをする状態が整ったところでさっそく作業に入っていきましょう!
まずは、IllustStudio上でラクガキをしながらネタ出しをします。
1.ネタ出し用キャンバスの作成
(1)[ファイル]メニュー→[新規作成]で、ネタ出し用の新しいキャンバスを作ります。
(2)キャンバスの大きさや解像度が設定できる[新規作成]ダイアログが表示されます。
この段階ではまだ最終原稿ではなくネタ出しの段階なので、解像度は高くなくて大丈夫です。
一般的にカラー原稿の解像度は300dpi~350dpiくらい。白黒原稿だと600dpiくらい必要です。
最終的なデータはこのような高解像度で作成する必要がありますが、解像度が大きいとパソコンの作業処理速度が重くなるのもまた事実。
マシンスペックに自信がない場合は、ネタだしやラフ作成は低い解像度で作成し、本番のイラスト作成時にそのラフを拡大して配置してトレースするというのも技のひとつです。
ちなみに僕のマシンはスペックにおいて、おおいに自信が無いので上記の作戦を取らせていただきます。よしなに・・・。
(3)[新規作成]ダイアログで、一般的な同人誌サイズ「B5」にしておくため、[既定のサイズ]から[B5(350dpi)]を選択します。
(4)次に、「350dpi」になっている解像度を「72dpi」に変更します。
[OK]をクリックしたら、これでB5サイズで72dpiのネタ出し用キャンバスができました。
さあ、これからが本当の闘いだ!
2.ネタ出し絵を描く!
キャンバスができたところでさっそく描いていきますが、どんな風にすればカッコイイ表紙絵の構図が思い浮かぶか…ということについてはむしろ僕が聞きたいところなので、とにかく思い浮かんだ構図などをキャンバス上に描き込んでいきます。
実際に僕が今回のイラストを描くにあたって作成したラフはこんな感じです。
始めに気軽に描いたラフ絵が、後々ビッグアイデアにつながるということはなきにしもあらずなので、僕は上図のように絵を描いたらそのレイヤーを残したまま、新規レイヤーを作って次のラフ絵を描いてく、という方法をとっています。
さて、いろいろ描いているうちにネタが完成しました!
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