提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30    作家 : こより
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1.堤燈

手前の空いているところにもお店を描きたしてみることにします。

堤燈を描きます。屋台のような雰囲気です。

[水彩]ツールの不透明度を半分くらいに下げた[丸筆]で光の色を混ぜて暗がりに堤燈の明かりを落とします。自然に馴染むように、弱めに描いておきます。

このあたりに店主を描きます。焼き鳥の串を焼いている感じです。

 

2.夕焼け

改めて全体の色の均衡を見ながら、着色します。

ラフや、下地を作ったときと同じように、色を滑らかにしたり、逆にはっきりさせたりしますが、青空のはっきりとした色を混ぜたり、雲の陰影にも手を加えて、夕焼けの色にしていきます。

光を描くときとおなじように塗りつぶすのではなく、薄く描くことで透明感を出しています。レイヤー・合成モードなどは使用しません。
こちらも、ある程度描いたら[スポイト]ツールで周りの色を拾いながら明暗をなじませつつ、という感じで描きこんでいきます。

ここから、細部を加筆して、煮詰めていくことになります。

次は、仕上げです。

作者プロフィール:こより  (サイトURL:http://koyori.org/

1983年6月8日生まれ、鹿児島在住。イラストレーター。講談社ノベルス『ぐるぐる猿と歌う鳥』(児童書/著:加納朋子)装画。スターバックスディスカバリーズ(コーヒー飲料/販売:サントリー食品株式会社)。ショップカードデザインなど手掛ける。

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