7.細部の描き込み
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1.バランスの調整
全体のバランスを見なおしてみたところ、馬の耳の位置に違和感があったので、位置を調整します。
(1)[投げなわ選択]ツールで右耳部分を囲うように選択します。
※この作業時に、キャンバス表示を左右反転していたため、下画像では左耳になっています。
(2)選択範囲の下に表示されている[選択範囲ランチャー]の[移動と変形]アイコンをクリックして、選択範囲部分を移動します。
このとき、移動後の修正を少しでも減らすため、ダイアログで[元の画像を残す]にチェックを入れておきます。
※[選択範囲ランチャー]が表示されていない場合は、[表示]メニュー→[選択範囲ランチャー]にチェックを入れると表示されます。
(3)任意の位置まで移動したら、表示されているガイド線内をダブルクリックするか、またはダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
移動して重複してしまった部分や不自然になった部分を描き足して修正します。
左右反転
作業中に、イラストのデッサンの狂い全体のバランスを見たい場合、キャンバス表示を左右反転すると確認しやすくなります。
左右反転するには、[表示]メニュー→[回転・反転]→[左右反転]を選択するか、またはツールバーの[回転・反転/左右反転]アイコンをクリックします。
長時間同じ絵を塗り続けているため、気分を変えたいときなどに左右反転したまましばらく作業する事もあります。
2.顔の描写
顔の描き込みを進めます。顔の部分はやはり絵の主役ということで陰影は気合入れて描きます。鏡は必需品です。
ここで、今まで白目のみだった目に、バランスに気をつけながら黒目を描き込みます。白目のままで鬼のような形相もよかったかもと思いましたが、描きこんで確かめてみます。
また、肌の滑らか過ぎる質感を実際の肌の質感に近づけるために、陰影の境目に細かい線や点を描いてみました。
3.ひたすら描き込む
全体的に描き込みを進めます。
(1)下塗りのままだった膝の部分の鎧も描きこみます。
(2)さらに細部を描きこみます。
このあたりの工程になると、全体図では変化しているところを探すのが難しくなります(笑)。
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