12.テクスチャ追加

仕上がりに、紙に描かれたようなアナログ感を出したかったのでテクスチャ効果で質感を加えます。
そして、総仕上げとして完成度を上げる為に、CGならではの加工を施して終了です。
この作業は、料理で言うなら香りづけといったところです。

1.テクスチャの追加

(1)[パレット]メニュー→[素材]を選択し、画面上に[素材]パレットを表示させます。

(2)[素材]パレットから使用するテクスチャを選びます。今回は画用紙っぽい質感の「中目」にします。

パレット左側のツリー表示から「パターントーン」→「デフォルト」→「ブラシテクスチャ」をクリックし、右側に表示されるサムネイルから「中目」を選択したら、そのままキャンバスへドラッグ＆ドロップします。

(3)ドラッグしたテクスチャレイヤーの合成モードを[オーバーレイ]にします。

(4)このままでは質感が強すぎるので、レイヤーの不透明度を下げ、統合します。
ほんのり質感が出る程度に抑えたかったので、不透明度を「11」まで下げました。

(5)最後の仕上げ加工の前に、「元絵」レイヤーとテクスチャレイヤーを統合して、1枚の「本絵」レイヤーにしておきます。