4.(アナログ制作)水張り
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 9897回 総合評価 : 0件
閲覧数 : 9897回 総合評価 : 0件
制作の前に紙が濡れた時に生じる大きな凹凸を抑えるため、水張りをします。
用意するもの
・マスキングテープ(水張りテープでも可)
・ハンカチ(柔らかい布)
・パネル
・太めの筆
・水
先ず、先ほど印刷したA4の紙の裏側に水をまんべんなく塗ります。
水が紙に浸透して、しっとりしてきたら、紙を表にして、裏面を木製パネルに張り付けます。
ハンカチなどの柔らかい布で紙の凹凸を優しく平らにしながら、素早く4辺にマスキングテープを貼り、乾くまでしばらく放置。
現在、私が使用しているプリンターは顔料インクタイプのもののため、水に濡れてもインクがにじむことがほとんどありません。ですが、昔愛用していた染料インクのプリンターと比べると、メーカーにもよりますが、発色のよさや、水に濡れた時の効果の面で、個人的に染料インクをおすすめしたいです。
POINT
水張りとは
水彩画など水を多く使う絵を描くときに紙に歪みが生じにくいよう、一旦水に塗らした紙をパネルに張り付けるという手法です。
紙は水に濡れると繊維の間に水が入って伸び凸凹になってしまいます。ふたたび乾くと元に戻りますが、水張りをしていない場合凸凹は残ります。
コメント