10.テクスチャの融合
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/27
閲覧数 : 2255回 総合評価 : 0件
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テクスチャの読み込み
線画が整ったら、テクスチャを使用します。こうすることによって、どんな色の組み合わせにしても、落ち着いた色合いにすることができるからです。
いつも使用するテクスチャは、あらかじめ用意していた和紙になります。
和紙独特の繊維質が、作品と重ね合わせたときに面白い効果が生まれます。
また、テクスチャ用の紙の色はあとで色調補正するので、使用する色は何色でも結構です。
(1)こちらの和紙のデータを、先ほどスキャンした画像を読み込んだ作業同様に、レイヤーパレットを乗算、不透明度を30~40に下げます。
そのまま、色合・彩度・明度で、全体のイラストに一番なじむ色を調整して探していきます。
(2)[フィルタ]メニューから[色相・彩度・明度]を選択します。
(3)[色相・彩度・明度]ダイアログが表示されるので[プレビュー]にチェックを入れ、設定を変更します。
色相:5
再度:30
明度:75
に変更しました。
調整が完了したら、レイヤーの最後に配置してください。また、アナログ原画、線画のレイヤーも「乗算」状態にしておきましょう。
※今回は、一応若干黄色の強い色合いになりましたが、制作が進むにつれて色合いにも若干の変化が出ると思うので、その都度、色合いの調整を行います。
先ほどよりもやさしい雰囲気になりました。
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