12.パターンブラシを使った着色
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/28
閲覧数 : 2396回 総合評価 : 0件
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こうした[塗りつぶし]ツールばかりを利用した着色で、[水彩]ツール等を使用した着色をほとんどしないのはデジタルのペンの筆跡が目立って見た目が気になってしまい、アナログとデジタルがはっきりとしすぎてしまって、違和感が生じてしまうからです。
境界線が曖昧でありながらも、色のちょっとしたコントラストで境目がわかるのが一番の理想だと思っています。
ですが、コラージュ方法ばかりだと、人物と背景の境界線などがはっきりしないため、部分によっては、[パターンブラシ]ツールで色々と調整をしていきます。
・羽衣の白をおおまかに強調する
描画色に「白」を選択した[パターンブラシ]ツール「パステル」で[サイズ]5~15pxで大雑把に羽衣の部分をぬっていきます。
ですが、このままだと、白が強すぎて、羽衣独特の透明感がなくなるので、[不透明度]を66程にし、レイヤー合成モードを「スクリーン」にして、柔らかい白にします。
これにより、白がふんわりと浮き出る形になりました。
※はみ出して塗っていた場所は[消しゴム]ツールで削除してあります。
・肌の色
此方は、作品によって肌の色や、濃さは様々なのですが、肌用の乗算レイヤーを作った後、肌色を全体的に塗っていきます。若干肌が濃い場合は、レイヤーの不透明度を調整してほんのり肌色がある程度にしてきます。
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