3.頭の中のイメージをざっと描き出す

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30    作家 : おうひと佐也可(おうひと さやか)
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1.キャンバスの作成

(1)キャンバスを作成します。[ファイル]メニュー→[新規作成]を選択し、表示されるダイアログの[既定のサイズ]から[B5(350dpi)]を選びます。

(2)次に、ラフは完成時より小さいサイズに描きたいので、解像度を変更してキャンバスサイズを小さくします。

[編集]メニュー→[キャンバス解像度の変更]を選択し、[基準解像度]を「200」に設定します。

解像度を「350dpi」に変更すれば、後で簡単にキャンバスを元の大きさに戻せます。

2.ラフを描く

まずは頭の中でイメージしたものを、ラフのラフ(ラフよりもさらに簡単に描いたもの)でいいのでキャンバスに描き、構図を練ります。

イメージとしては、少し古びた秘密基地のような雰囲気の部屋に観葉植物がたくさん並んでいて、そこで女の子がのんびりお茶でも飲みながら猫をなでているといった感じです。

先ほど作成した「基本ブラシ」のブラシサイズを少し太めに設定してラフを描いていきます。

最初はこのくらい。

この段階では、パースも『なんとなく』くらいでしか考えていません。とにかく頭に浮かんだイメージに近づくまでさっさと手早く描いていきます。

最初が一番うんうん唸って苦しみます。イメージがしっくりくるまで、新しいレイヤーを作成して何枚も何枚も描きます。

なんだかイメージに近くなってきました。暖かい日の光が射しこんでくるところを描きたいので画面右に大きな窓を配置します。

窓の下にはテーブルや台などを配置し、観葉植物や小物がたくさん置けるようにしました。「ラフのラフ」の完成です。

 

作者プロフィール:おうひと佐也可(おうひと さやか)

福岡在住。どこか優しくて暖かい絵を目指して、日々お絵かきしています。

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