13.小物の描き込み1
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 5262回 総合評価 : 0件
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小物類の質感を高めるために、細かく描きこんでいきます。たくさんありますがひとつひとつ頑張るしかありません。
1.ポット
台の上のポットを描き込みます。
(1) [レイヤー]パレットで作業用のレイヤーを選択します。
(2)ポットに不透明水彩筆と2B鉛筆でサビを加えます。そして中央に暗い色を載せて円柱の丸みを表現します。
(3)さらに新規レイヤーを作成し (①)、合成モードを[乗算]にして(②)、汚れなどを描き足していきます。
物に陰影をつけた後に汚れを足していく場合、新規レイヤーに汚れを描き、後で合成モードを変換し、不透明度を低くすることで、陰影を崩さず汚れを足すことができます。
作業が完了したらその都度、足したレイヤーは結合しておきます。
2.車輪
テーブルに置かれた車輪を描き込みます。
(1)作業用に新規レイヤーを作成します。ここでは「車輪」という名前にしました。
車輪は周りの植物より奥に配置されているので、車輪レイヤーは周りの植物などが描かれているレイヤーの下に重ねます。
(2)下の方にテーブルからの反射光を描きます。
形を整えハイライトを描き入れて完成。作業が完了したらその都度、足したレイヤーは結合しておきます。
3.テーブル
右端の引き出しの付いたテーブルを描き込みます。
床からの反射光を意識して下のほうを少し明るめに。
大まかな陰影はカスタマイズした彩色ブラシ、ハイライトなど細かいところは不透明水彩筆や丸筆の細いもの、2Bの鉛筆などを使って描いていきます。
同じ要領で、窓や他の小物などを完成させていきます。
次は窓からの光を調整し、さらに細部を描き込み、いよいよ完成です。
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