8.背景の修正
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 9102回 総合評価 : 1件
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(1)構図の修正
描き込みを続けるうちに、当初のラフの段階の背景と若干角度がずれてきてしまったので、背景のみに修正をかけたいと思います。
主に窓枠部分なのですが、ラフの段階では全体的に斜め上に伸びて少し丸みを帯びていたのに対し、加筆したものはほぼ真上に伸び、丸みも無くなっています。やはり、もう少しパースをきつくしたいと思うので、構図の修正をかけることにしました。
もう少しあおり気味の構図に近づけるため、今回は[メッシュ変形] を 使って修正をかけます。
変形を施したい背景のレイヤーを選択し、[編集]メニュー→[移動と変形]→[メッシュ変形] を選択します。
下のような赤い線が出てくるので、白い四角の部分をつまんでドラッグすると画像が変形します。当初のラフの構図に近づくように修正をかけます。
[移動と変形プロパティ]の[OK]をクリックすると、変形が確定します。
(2)窓枠の修正
ここで、もう少し開放感を出したいと思い、窓を片方開けることにしました。
[レイヤー]パレットから窓枠が描かれているレイヤーを選択します。
[ツール]パレットから[投げなわ選択]ツールを選択します。
右側の窓枠を囲い、選択範囲ランチャーの[クリア]をクリックし、削除します。
窓を開けた状態になるように、若干の加筆をして窓枠の形状を整えます。
加筆には、最初に設定した[鉛筆]ツールのツールセットから[粗芯]をよく使用しています。以降の描き込みについても同様です。
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