10.料理の質感(2)
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 11515回 総合評価 : 3件
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質感の強化-肉
描き足しを行い、質感を高めていきます。
まずはメイン料理である肉に手を入れていきます。
現在の肉です。
いろいろ足りないのですが、まず肉にしてはつるんとして
綺麗すぎますので、そこに手を入れます。
筋、割れ目、表面の凹凸等を描き入れ、切り口の角を曖昧になじませました。
特に、脂身と赤身の間は、分離した感じに線を入れるとリアリティが増します。
次に、新しいパターンブラシを用意しました。このような設定で、「しましま」と名付けました。
作成したブラシで描くと、描画見本のようになります。
細かいラインが複数一度に入る感じですが、これを肉の断面図に使用します。
ナイフでぎこぎこ切り落とした跡をつけたかったのです。
手前の切り口にも微妙に線を入れておきます。
次は肉表面の焦げや照りを描いていくのですが、またパターンブラシを3つ作ります。
焦げ用に用意したブラシ、「こなこな2」。
照り用に用意したブラシ1つ目、「こなこな」。
照り用に用意したブラシ2つ目、「まばらこな」。
そろそろブラシのネーミングがイイカゲンなことがバレてきそうですが、せっかく作ったので今後も常用したいなぁということで
汎用さを求めたネーミングです!では塗っていきます。
ちょっと肉表面の一部を拡大して見てみましょう。現在の状態です。
ちょっと解りづらいですが、焦げ用ブラシ「こなこな2」で盛り上がっている部分に焦げをつけていきます。
1つ目の照り用ブラシ「こなこな」を使って、盛り上がり部分から凹みにかけて色を散らします。
ちなみに照りと言っているのは、油の溜まり部分や、反射している部分です。
照り用2つ目のブラシ「まばらこな」で、凸部分の反射を入れます。
肉の質感が出てきましたので、他の料理や食器にも手を入れていきます。
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