1.試し描きでツールを試す
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ラフを描こう!という前に、IllustStudioを使用しはじめてまだ日が浅いので、試し描きの意味も込めて一枚ほど落描きをします。
まずIllustStudioを起動し、画面に表示されたキャンバスをそのまま使用して線画を描きます。
[ツール]パレットから[鉛筆]ツールを選択し、[中芯]を デフォルト設定 で何も考えずに。
ツールセットが初期設定になっていない場合は、[ツールセット]パレットの[初期設定に戻す]をクリックすると、初期設定に戻せます。
[レイヤー]パレットで[新規ラスターレイヤー作成]ボタンをクリックし、「塗り」のためのレイヤーを作ります。
レイヤー名は、レイヤー作成後に名前部分をダブルクリックすると、テキストを入力して変更できます。
「レイヤー1」を「線画」、「レイヤー2」を「塗り」に変更します。
[水彩]ツールや[筆ペン]ツールを使用した塗りも、ここは筆を試す気持ちで、あまり考えずに。
試し描きなので、全てデフォルト設定です。
顔の部分…[水彩]ツールの「不透明水彩」
それ以外…[水彩]ツールのツールセット全種、[筆ペン]ツールのツールセット全種
IllustStudioのツールには、ツールごとに各種ツールセットが多数用意されています。
[筆ペン]ツールの場合は、上図右のようなツールセットが用意されています。
ここで特にいいなと思ったのが、[水彩]ツール「油彩平筆」の本物の筆のような描き味と、アクリル絵の具のような質感です。
今回はこの筆を中心にカスタマイズして、絵を描いていこうと決めました。
このままだと塗りました!という感じで生っぽ過ぎるので、自作のテクスチャーも試しに貼り込んでみます。
レイヤーの合成モードを「オーバーレイ」、[不透明度]を57%に設定して重ねます。
この設定で「線画」や「塗り」のレイヤーよりも上にテクスチャーを重ねることによって、テクスチャーの質感を合成できます。
この落描きを経て、IllustStudioを使ったときの大体の雰囲気が掴めました。
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