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[3]画面転換効果で見せる

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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画面転換効果は使い方次第で色々な効果が期待できます。また効果を組み合わせることで、マンガでは表現できなかった動きをより明確に読者に伝えることができます。色々な画面転換効果を組み合わせて、新たなる演出をしてみてください。

 

1.MOBILE LINERの操作

【画面転換効果を設定】

画面転換効果は作品に臨場感を与えてくれます。沢山ある画面転換効果から適切なものを選び設定しましょう。

 

女の子から「ばっ」と顔をそらすシーンです。
このコマに画面転換効果を設定します。

右上から左下に顔をそむけているので、右上から左下に動く画面転換効果を選ぶと効果的です。

(1)[コマ割り画像]から後ろのコマを選択します。

 

(2)[画面転換効果]から「右上から四角拡大表示」を選択します。

 

(3)[プレビュー]をクリックし確認します。

 
 

右上から左下に動いているような効果が設定できました。

画面転換効果は85種類あります。
画面転換効果一覧

 

2.画面転換効果の使用例

①[右から左へ通常表示]などの通常表示系や[真ん中四角拡大表示]など
[右から左へ通常表示]などの通常表示系や[真ん中四角拡大表示]などの拡大表示系は画面が一瞬黒くなってからコマが選んだ効果に従いコマが表示されるので、読者を「ハッ」とさせる効果やちょっとした場面の切り替えなどの効果が期待できます。

例:カラスの羽がいきなり飛んできたかのように演出できます。

 

②下から現れてカバーする
前の画像を表示したまま、下から次のコマ画像が現れます。さも、うつむいた状態から顔を上げセリフを叫んでいるような効果をつけるなど、まるでページをめくる時のようなドキドキ感を演出できます。

 

③[左へ押し出す]等
現コマのキャラクターを、次のコマに描かれているキャラクターが左へ押しどけたような効果や、連続で何コマかに使用するとコマごとに時間経過があるように演出できるほか、文字などであれば左に文字が流れていくような効果などができます。

例:左へ押し出す

 

④[下へ押し出す]
次のコマのキャラクターなどが、現コマのキャラクターなどを上から押しつぶしたような演出ができます。

 

⑤[右へ隠れる]等
現コマのキャラクターが右へ移動したような効果や、右に手を払うような行動をよりリアルに演出できます。

 

⑥[上へ隠れる]等
現コマのキャラクターがジャンプするなど、行動をリアルに演出できます。

 

⑦[上から現れてカバーする]
上から飛び降りてきたかのような演出を付けることができます。

例:[下から現れてカバーする]下からキャラクターが勢いよく現れたような演出ができます。

 

⑧[上へ押し出す]
物を持ち上げたような効果ができるほか、奥付などで使用すればまるで映画のエンドロールのような効果が演出できます。

 

⑨[左右から中央へ閉じる]
左右から押しつぶされるような演出ができるので、襖を閉めるなどの演出ができます。

 

⑩[中央から左右に開く]
ドアを開けたり、場面が変わったような演出ができます。

 

⑪[中央から上下に開く]
目を開くなどの演出ができます。

 

⑫[中央から四隅へ開く]
向こうから次のコマのキャラクターや物が迫ってくるような演出ができます。

 

⑬[四隅から中央へ閉じる]
エピローグに移る時や、作品の終了などの物語を終息に向かわせる演出ができます。

 

⑭[正方形でにじむ]
回想シーンに移行、回想シーンから戻るような演出ができます。

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