IllustStudioとの連携
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POINT
IllustStudio バージョン.1.2.7より、六角大王のファイル(拡張子:6kt, 6kh)を読み込めるようになりました。
アップデータダウンロードはこちら。
六角大王Super6で作成した素材をIllustStudioで読み込むまでの工程を解説します。
今回のサンプルデータです。
・サンプルデータ(penguin.6kt)
※当サンプルデータに関するユーザー様へのサポートは行っておりません。
※サンプルとして提供する3Dモデルデータの転載、再配布は禁止します。
目次
[1] [表示設定]の確認
[2] サンプルのモデルを開く
[3] 書き出し
[4] 読み込み
[1] [表示設定]の確認
(1)六角大王を立ち上げ、[メインメニュー]→[指定モードで新規作成]から[標準モード]を選択します。
(2)[メインメニュー]→[表示] から[表示設定]を選択します。
(3)[表示設定]ダイアログが表示されます。デフォルトでは[表示設定]内の[表示面]のチェックが[裏表両面を表示]に入っていますが、[表面だけ表示]にチェックを切り替え、[OK]をクリックします。
[2]サンプルのモデルを開く
(1)[メインメニュー]→[ファイル]から[開く]を選択して、今回のサンプルデータ(penguin.6kt)を開きます。
(2)ペンギンのモデルが表示されました。このペンギンのモデリングに関しては六角大王super6 for CLIP マニュアルの、「1-4 立体を使って形を作る」にて、動画で解説されておりますので、そちらをご覧ください。
(3)[角度設定]パネルを使用してモデルをさまざまな方向から確認します。 [角度設定]パネルが表示されていない場合は[メインメニュー]→[ウィンドウ]から[角度設定ウィンドウ]のチェックを入れて表示させます。
(4)[角度設定]パネルの下図、赤枠内をクリックすると、視点が変更されます。クリックした箇所に追従してくる青い円は現在の視点の位置を示しています。ドラッグで視点を移動することができます。
[角度設定]パネルは、使用頻度が非常に高いパネルとなりますので、簡単に解説していきます。
①現在の視点の位置を示しています。
②[吸着]にチェックを入れると、下図赤枠に①が近づいた場合、吸着します。
③スライダを動かす事で、視点の遠近を調整できます。
④視点のレンズを変更することができます。
[3]書き出し
六角大王にはさまざまな書き出し形式がありますが、今回はIllustStudioとの連携に関わるLightWave形式とWavefrontObj形式の書き出しに関して解説します。
1. LightWave形式での書き出し
(1)[メインメニュー]→[ファイル]→[書き出し]→[LightWave3D]から[LWO]を選択します。
(2)[Double Sideの設定]ダイアログが表示されますので、[OK]を選択します。
2. WavefrontObj 形式での書き出し
(1)[メインメニュー]→[ファイル]→[書き出し]→[WavefrontObj]を選択します。
(2)[WavefrontObj 形式での書き出し]ダイアログの設定が表示されるので、表面材質の色もテクスチャも出力しない場合は[出力しない]を選択、表面材質の色のみを書き出す場合は[色のみ出力] 、表面材質の色とテクスチャを書き出す場合は[色とテクスチャを出力]を選択します。[テクスチャ画像の形式]では[BMP][GIF][Jpeg][PNG]から形式を選択することができます。
IllustStudioでのobj読み込みに関して
・六角大王側で[WavefrontObj 形式での書き出し]ダイアログ→[色のみ出力]を選択して書き出したobjを読み込んだ場合、IllustStudioで表面材質の色は反映されません。
・六角大王側で[WavefrontObj 形式での書き出し]ダイアログ→[色とテクスチャを出力]を選択して書き出したobjを読み込んだ場合、IllustStudioで表面材質の色は反映されませんがテクスチャは反映されます。
モデルのサイズに関して
六角大王側からの書き出しの前に読み込み側(IllustStudio)の表示サイズを考慮して、モデルの大きさを調整する必要があります。下記、目安となる立方体のサイズと読み込み時の画像となります。
IllustStudioで10mm×10mm×10mmの立方体を読み込んだ場合
[4]読み込み
IllustStudioでの読み込み
(1)IllustStudioを起動して[メインメニュー]→[ファイル]→[読み込み]→[3Dファイル]を選択して、六角大王から書き出したモデルを選択して読み込みます。
(2)読み込んだ3Dファイルをアタリとして作品を仕上げていきます。
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