提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30    作家 : ブンサダカ
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[3Dワークスペース]を理解するためには「カメラ」の存在を理解しなくてはなりません。
あなたの携帯にはカメラ機能がついていると思います。今では多くの人が高性能で小型のカメラを持ち歩いているという事です。

みなさんはこの便利なカメラをどんな風に使っていますか?

多くの人が人物や風景や街で見つけたおもしろいものを撮影して、友人にメールしていると思います。

 

例えば学校の友人をカメラで撮影しようとしたら、まわりのクラスメートもカメラに入ろうと集まってしまう事があると思います。思いがけず多くのクラスメートが集まってしまい、携帯の液晶モニタに全ての友人が納まらなくなってしまった経験をした事があるでしょう。

こんな時あなたはどうしていましたか。

 

おそらく一歩か二歩、あるいはそれ以上自分が後ろにさがって全員がカメラに入るように移動したと思います。感受性豊かなあなたは特別な電波を感じて机の上に上って撮影したかもしれません。

つまり自分が撮影したいものを(これを被写体と呼びます。)、どこに立って、どの方向で撮影するかは誰もが瞬時に考えています。

 

3Dの仮想世界ではこのリアルの世界の携帯カメラと同じように"カメラ"が存在しています。
リアル世界のカメラと同じように被写体から離れればたくさんの人をカメラに収める事ができます。被写体に近づけば、アップで撮影する事ができます。

コミスタとイラスタではこのカメラをパソコンの中にバーチャルに実現しているのです。

 

作者プロフィール:ブンサダカ

幼少期をロサンゼルスで7年ほど過ごした事から、若い時期はウォルトディズニーカ ンパニーで絵を学ぶ。帰国後、CD-Iのグラフィック業務を通じて、川上陽介氏(セルシス創業者)と出会う。 業務としては映像ディレクションからプログラミング、CG製作、実写合成まで行う。 数多くの著名なTVCM,音楽プロモーションビデオ,映画に3Dアーティストとして参加している。 テクニカルライターやイラストレータとしてもCG関係雑誌に記事や連載の執筆を20年近く持ち続けている。また東放学園映画専門学校デジタルアニメーション科の講師もつとめる。現在某大型アニメ映画のスタッフとして活動中。

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