5.ビルを夜景用に変える
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3Dデータには「テクスチャー」が貼られている事があります。これを使って、3Dの色や模様を簡単に変える事ができます。
自分でテクスチャファイルを作ったり、色を変えたりもできますが、今回はあらかじめ用意したファイルで、ビルを夜景用の背景に変えてみましょう。
テクスチャ入れ替え手順
①ダウンロードした、「第2回用3D素材」フォルダを開いてみてください。この中の[ビルA.jpg][ビルb.jpg][遠景ビル.jpg][窓.jpg]を選択して、[退避フォルダ]に移動します。
②次に[着せ替え用テクスチャー]フォルダをダブルクリックして開きます。
③中の4つのファイルを全て選択し、右クリックでコピーします。
④右クリックしてコピーします。
⑤ひとつ上の「第2回用3D素材」フォルダにもどり右クリックして、[貼り付け]ます。
⑥これでファイルの入れ替えは終わりです。
⑦今回学習したように、それぞれのビルを読み込んで配置してみましょう。夜景用の背景になったと思います。
⑧コミスタでは、[3Dワークスペースプロパティ]の[カラー表示]をチェックするとカラーとなります。
3Dワークスペースでは、ビルが全体的に緑がかって表示されていると思います。
これはコミスタ、イラスタの初期設定が影を緑色に表示する設定になっているためです。
今回のように「テクスチャー」のついた3Dデータでは、色が混ざって綺麗に表示されない場合があります。
そこで、コミスタ、イラスタ側で、テクスチャーが綺麗に出るように設定する方法をご紹介します。
※画像はIllustStudioの画面ですが、ComicStudioでも同様の操作が可能です。
(1)[3Dプレビューレイヤーの色]を黒にします。
(2)[陰影]のチェックを外します。
(3)この設定で、テクスチャーの色がきれいに表示されます。
ただし、陰影のチェックを外しているので、影が付きません。
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