3.さっそく描いてみよう
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1、2を踏まえ練習してみましょう!
1,練習用のファイルをダウンロード
(1)下記ファイルをダウンロードし、任意の場所に保存します。
practice_csp.zip
(2)「practice_csp.zip」を解凍します。
(3)解凍したフォルダ内の「practice1.clip」ファイルをダブルクリックするとCLIP STUDIO PAINTが起動します。
2,準備
画像ファイルを開くと小さく表示されているようなときは、大きく表示して作業をしやすいようにしましょう。
■画像を大きく表示
(1)[ツール]パレットから[虫めがね]ツールを選択します。
(2)画面をクリックして拡大表示します。
下記のショートカットは、キーを押している間のみツールが切り替わります。効率が格段に上がるので活用しましょう。
※拡大表示をする際、Mac OS Xでは先に[Space]キーを押した後に[Command]キーを押してください。
拡大表示 |
Win [Ctrl]キー+[Space]キー+右へドラッグ |
縮小表示 |
Win [Alt]キー+[Space]キー+左へドラッグ |
■表示場所の移動
[ツール]パレットにある[手のひら]でもキャンバスの移動ができます。[ツール]パレットで[移動]ツールを選択します。[手のひら]が選択されていない時は、[サブツール]パレットで[手のひら]を選択します。
画面をドラッグして自分の描きやすいポジションに移動します。
一時切り替えのショートカット
[手のひら] |
Win・Mac [Space]キー |
3,ペン入れ
では、ペン入れをしましょう。
(1)[レイヤー]パレットの「ペン入れ1」を選択します。
(2)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(3)次にカラーパレットなどから描画する色を選択します。今回は黒を使用していますが場合に合わせて色を選択してください。
(4)まずははみ出すように思いっきり描いてください。
(5)下絵からはみ出した線を消すためには[ツール]パレットから[消しゴム]ツールを選択します。
(6)消したい線をなぞります。
ショートカットキー
[ペン]ツール |
Win・Mac [P]キー |
[消しゴム]ツール |
Win・Mac [E]キー |
線が大きくはみ出したときは、消しゴムで消すのも大変です。描いた線を全て消去できる[取り消し]も便利です。
[編集]メニューから[取り消し]を選択します。
下図のように1つ前の状態に戻ることができます。
ショートカットキー
取り消し |
Win [Ctrl]キー+[Z]キー |
下絵に合った、縦の線が描けました。
次に横に線を描きますが、縦に描く時と比べて描きづらいのがわかります。
このような場合、アナログでは線を引きやすい方向に、紙を回しながら描くことができました。CLIP STUDIO PAINTでも同じように、キャンバス(=紙)を回転させながら描くことができます。
■キャンバスの回転
(1)[ツール]パレットから[移動]ツールを選択します。
(2)[サブツール]パレットから[回転]を選択します。
(3)画面をドラッグしてキャンバスを回転させます。
(4)[ペン]ツールを選択して同じように線を描きます。
[回転]ツールを選択した状態でダブルクリックすると回転していない状態に戻ります。
一時切り替えのショートカットキー
[回転] |
Win・Mac [Shift]キー + [Space]キー |
回転していない状態に戻す |
Win・Mac [Shift]キー + [Space]キー + ダブルクリック |
(4)同じようにキャンバスを回転させながら線を描きます。
■下描きの非表示
完成したら[レイヤー]パレットの「図形1」レイヤーの目のアイコンをクリックして下描きを非表示にします。
線画だけが表示され、ペン入れの完了です。
4,■ペン入れ2
次は直線と曲線が混ざった図形にペン入れをしましょう。
こちらは直線と曲線のある形です。筆圧の強さによって見え方が変わってくるので色々試してみましょう。
(1)「ペン入れ2」と「図形2」レイヤーのみを表示させます
(2)「ペン入れ2」を選択します。
今回も練習方法は同じですが、筆圧や強弱を意識して描いてみてください。
■筆圧
CLIP STUDIO PAINTではアナログで描く時と同様に筆圧が反映されます。
弱い力だと細い線を描くことができ、強い力だと太い線を描くことができます。
筆圧や強弱を意識して描いた例です。
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