うごくイラスト制作の手順

提供者 : セルシス    更新日 : 2017/02/28   
閲覧数 : 138357回 総合評価 : 48件
使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.6.3
※この講座は、CLIP STUDIO PAINT PROを使用しています。また、画像は開発中のものが含まれるため、実際と異なる場合があります。

CLIP STUDIO PAINT PRO、およびDEBUT版では、パラパラマンガのような24フレームまでのアニメーションを作ることができます。
まずはうごくイラスト制作の基本的な手順を見ていきましょう。

※この講座では、うごくイラストを制作する手順をご紹介しています。[タイムライン]パレット、[アニメーションセル]パレットなどアニメーションに関する機能について詳しくは、こちらの「CLIP STUDIO PAINTユーザーガイド」「アニメーション制作ガイド(PDF)」を参照してください。

[1]ファイルの準備
[2]セルにイラストを描く
[3]動きのイラストを描く
[4]動きの確認
[5]完成したファイルを書き出す

[1]ファイルの準備

1.CLIP STUDIO PAINTを起動し、[ファイル]メニュー→[新規]を選択します。

2.[新規]ダイアログが開きます。ダイアログ下部にある[うごくイラストを作る]にチェックを入れます。

3.[セルの枚数]を設定します。
初期設定では12枚のセルが作られるように設定されています。直接入力するか、右側の▲をクリックしてプルダウンから枚数を選択します。

[うごくイラストを作る]のフレームレート(※)は、初期状態で「8」に設定されています。
そのため、仮に3 .0秒間の作品にしたい場合はセルの枚数を8(1 秒間のセル数)×3(秒)=24 なので[24]にします。
※「うごくイラスト」機能(DEBUT/PRO)では、最大24フレームまで作成できます。 ※フレームレート:1秒間に使用するセルの枚数。


4.[OK]をクリックし新規キャンバスを作成します。

これでファイルの準備が整いました。

5. 最後に、[ウィンドウ]メニュー→[タイムライン]で[タイムライン]パレットを表示させます。タイムラインは、セルを順番に並べてイラストを動かすための機能です。うごくイラストを作るときは、常に[タイムライン]パレットを表示しておくようにしましょう。

キャンバス作成時に設定したセルは、自動的にタイムラインに指定されています。

POINT
キャンバス作成後にセルを新しく作成した場合は、タイムラインへセルを指定する必要があります。タイムラインへのセルの指定は、指定したいフレームをクリックして選択後、右クリックで開くポップアップメニューから指定したいセルを選んで行います。

※タイムライン上でセルが指定されていないと、セルの内容は編集できません。セルに描画できないときはタイムラインを確認しましょう。


[2]セルにイラストを描く

1. [レイヤー]パレットにあるアニメーションフォルダーには、キャンバス作成時に設定したセルの枚数だけレイヤーが作成されています。このレイヤーが、うごくイラストを構成するセルになります。

2. また、レイヤーフォルダーを一つのセルとして扱うこともできます。

単純なイラストであればレイヤーにそのまま描いていけばよいのですが、複雑なイラストの場合は、[レイヤー]パレットの中にレイヤーフォルダーを作成して、その中で作業するとよいでしょう。

POINT
レイヤーフォルダーには、その中に複数のレイヤーを作ることができます。「下書き」「線画」「塗り」「影」などとレイヤーを分けて作業するのに便利です。


[3]動きのイラストを描く

ライトテーブル機能により、ほかのセルを参照しながら動画用のセルを描くことができます。

1.すでに描いたイラストを参考にして、違うセルに動きの過程を描いていきます。

2.ライトテーブルを使うために[ウィンドウ]メニュー→[アニメーションセル]を選択し、[アニメーションセル]パレットを表示します。

3.[レイヤー]パレットで描画するセルを選択した状態で、参照したいセルを[レイヤー]パレットから[アニメーションセル]パレットの[セル固有ライトテーブル]にドラッグ&ドロップすると、ライトテーブルに登録できます。

4. ライトテーブルに登録した画像が薄く表示されるので、それを参考に動きのイラストを描いていきます。

また、オニオンスキン機能を使うと、タイムライン上の前と後ろにあるセルを表示しながら作業を進めることができます。
[タイムライン]パレット→[オニオンスキンを有効化]で、前後のセルが表示されます。


POINT
オニオンスキンの設定は[アニメーション]→[アニメーションセル表示]→[オニオンスキン設定]で変更できます。


※動きのイラストを描く方法について詳しくは、「うごくイラストの練習」「中割りをしてみよう」を参照してください。

[4]動きの確認

1.[タイムライン]パレット→[再生/停止]をクリックすると、タイムラインに指定した一連のセルが再生されます。動きを確認しながら作業を進めましょう。


[5]完成したファイルを書き出す

うごくイラストが完成したら、連番画像やアニメーションGIF、動画ファイルを書き出してみま しょう。

連番画像の書き出し

[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[連番画像]より、セルを連番で書き出すことができます。

[連番画像書き出し設定]ダイアログで、ファイル名をつけ、画像形式を選んで[OK]をクリックすると連番画像が書き出されます。画像形式はPNG、BMP、JPEG、Targa、TIFFから選択できます。

POINT
書き出した連番画像は、アニメーションGIFに加工したり、pixivの「うごイラ」に投稿できます。

pixivに投稿するにはユーザー登録が必要です。うごくイラストの投稿は、ログイン後[作品投稿]→[うごくイラスト]より行えます。

[画像を複数選択してアップロード]から連番画像を開くと、[フレーム編集]画面になります。ここでは動きの確認や画像の追加などを行うことができます。


編集が済んだら右上の[情報入力へ]を押すとファイルがアップロードされます。


アニメーションGIFの書き出し

[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[アニメーションGIF]を選択します。

保存先を選び、ファイル名をつけて[保存]をクリックすると、[アニメーションGIF出力設定] ダイアログが表示されますので、[幅]・[高さ]・[出力範囲]・[フレームレート]・[ディザリング]を設定できます。
[幅]・[高さ]は、初期状態でTwitterの投稿に適したサイズ (長辺560px)が設定されています。

POINT
出力後に表示されるダイアログに、アニメーションGIFのファイルサイズが記載されています。ファイルサイズに上限のあるメディアに投稿する際は、ここでファイルサイズ を確認しておきましょう。
ファイルサイズを変更したい場合には、[アニメーションGIF出力設定]ダイアログの設定を変更して出力し直します。


ムービーの書き出し

[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[ムービー]を選びます。

保存先を選び、ファイル名をつけて[保存]をクリックすると、[ムービー書き出し設定]ダ イアログが表示されます。
Windows をお使いの場合はAVI 形式、Mac OS X をお使いの場合は QuickTime 形式の動画 ファイルが保存されます。

※ダイアログ内赤枠部分はWindows版のみで表示される設定です。[OK]をクリック後にビデオの圧縮方法を設定するダイアログが表示されます。

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コメント
gtx 2016/11/13 15:39
やってみた感想として、ウィンドウ→メニューが見つからなかったです。 ちょっとしたロゴgifを作るメニューがほしいです、GIMPのようにレイヤーを下から並べてアニメーションとして再生、エクスポート。これだけでいいのですがそういったものはないのでしょうか?
イシヤン 2016/06/27 23:25
動くイラストと一緒にテキストを使って文字も動かしたいのですが 調べてもどこにも使用の仕方のってません  いろいろためしてみましたがまったくわかりません わかる人いたら教えて下さい。
ひろ_ひろ 2016/06/18 20:16
ふつうの静止画ファイルから画像をコピーして貼りこんで使うことはできないのですか ぶっちゃけ線画くらいは外でゆっくり落ち着いて描きたい
aoimint 2016/06/15 04:18
こんな鮮やかで複雑なイラストで説明されてもわかりづらいです。 丸チョンレベルの簡単なイラストで説明してほしいです。
山田山田ともこ 2016/04/16 21:17
ダイアログに動くイラストを作るがありませんどうしたら出てきますか?
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