提供者 : セルシス    更新日 : 2019/03/12    作家 : あずまあや
閲覧数 : 131900回 総合評価 : 19件
使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.4.0

[1] 線画に使用するペン設定
[2] キャラクターのペン入れ
[3] 花のペン入れ

[1] 線画に使用するペン設定

ラフで使用したペンを設定したのと同じ要領で、[Gペン]の数値を変更して線画に使うペンを設定します。

つけペン

ブラシサイズ:1.06
不透明度:85
ブラシ濃度:70
手ブレ補正:20

003_001.jpg

ラフのペンとは異なりこちらはデフォルトのGペンの設定に近いです。

003_002.jpg

  

[2] キャラクターのペン入れ

[1]で作成したペンを使い、ラフ画を元にキャラクターのペン入れをします。衣装のボリューム等のバランスを見ながら、ラフに無い部分も描き足していきます。

003_003.jpg

003_004.jpg


キャラクターが斜めになっている構図なので、画面を回しながら作業しました。

003_005.jpg

キャラクターのペン入れは完了です。

003_006.jpg

     

[3] 花のペン入れ

[素材]パレット→[画像素材]から花の画像を画面に配置します。使用したのは[七弁花(白)]と[ポピー3]です。素材を選択してドラッグ&ドロップします。

003_007.jpg

ここでも全体のバランスを見ながら、素材の位置やサイズを調整します。

003_008.jpg

POINT
素材の調整方法

素材はキャンバスに配置した後に、レイヤーを選択し、[オブジェクト]ツールを選択すれば変形することができます。

画面上での操作

上の部分の所でドラッグすれば回転し、四隅の所をドラッグすれば拡大・縮小できます。

003_009.jpg


[ツールプロパティ]パレット

詳細を数値で決定することができます。

003_010.jpg


タイリングにチェック

タイリングにチェックを入れると画面上にタイルのように並んで表示されます。

003_011.jpg


素材を元にして、別のレイヤーに花のペン入れをしていきます。
完全にトレースするのではなく、素材は細部を省略した「アタリ」として見て、自分の絵のタッチに寄せて仕上げます。

003_012_b.jpg


線画が出来上がりました。

003_013.jpg

  

作者プロフィール:あずまあや  (サイトURL:http://azmaya.net/

学生兼業の漫画家・イラストレーター。 一迅社「Febri」にて「東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermit.」(原作:ZUN)の作画を担当中。 その他諸々イラストのお仕事をしたり、同人誌を描いたりして暮らしています。

コメント
TK版s 2016/03/11 10:38
ブラシサイズ2.5とかこんな小さな数字にしたらまったくみえません・・・ マウスで線引いてやっと細い線が見える感じです どうしたらいいですか?
翠河 2014/03/31 07:59
勉強になります
みっぺーー 2013/11/14 00:56
わかりやすいです
だみだみん 2013/08/25 06:13
勉強になります