3.人物の着色～仕上げ

[1]人物の着色
[2]仕上げ

[1]人物の着色

着色の前に構図のバランスを取るため、人物を少し右に寄せます。

[ツール]パレットから[レイヤー移動]ツールを選択し、[レイヤー]パレットで人物のレイヤーが格納されている[chara]レイヤーフォルダを選択します。

キャンバス上で少し右へドラッグし、人物の画像を移動します。

人物の位置が決まったら、着色に入ります。
まず[編集]メニュー→[色調補正]→[色相・彩度・明度]で一度色彩をすべてリセットします。

 [編集]メニュー→[色調補正]→[カラーバランス]で色をつけ直します。

新規レイヤーを作り、ベースとなる色を着色します。

その上にまた新規レイヤーを作り、パーツ別に着色していきます。

ある程度、人物の色彩が決まったら下書きレイヤーと着色レイヤーを結合します。
色がはみ出ている部分や塗り残しなどを修正します。シャボン玉を星の形にしました。

遠目で見たときに線が細く感じたので、ざっくりと輪郭を中心に太い線を描き足します。

[2]仕上げ

人物と同じように、背景にも輪郭を描きます。

綺麗な円を描くため、「2.背景の描き込み」で作った定規を使用しました。 色を調整しやすいように、手前のシャボン玉と、奥のシャボン玉の輪郭をレイヤーで分けます。

新規レイヤーを作り、周りに汚れを描いて、少し古びた紙質を出します。

最後にこのレイヤーを一番上に置いて合成モードを[乗算]にします。

人物と背景の色彩を調整して完成です。
最終的に少し明度を上げて、淡い色合いにしてみました。

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