合成モードの基本
提供者 : セルシス
更新日 : 2018/12/06
閲覧数 : 60668回 総合評価 : 24件
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使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.3.0
合成モードとは、合成モードが付加されたレイヤーとその下にあるレイヤーに対してどのような合成(効果)を行うか指定する機能です合成の仕方によって、様々な効果を表現したり、色の微妙な濃淡を調整したりすることができます。
[1] 合成モードの設定方法
[2] レイヤーフォルダーの合成モード
[3] 二値化したレイヤーの合成モード【PRO/EX】
[1] 合成モードの設定方法
合成モードは、レイヤーとレイヤーフォルダーそれぞれに各1つずつ設定することができます。それぞれ異なる合成モードにする場合は、レイヤーの重ね順によって結果が変化します。
合成モードを変更するには、レイヤー(もしくはレイヤーフォルダー)を選択し[レイヤー]パレット左上をクリックし、表示された一覧から選択します。
[2] レイヤーフォルダーの合成モード
レイヤーフォルダーの合成モードは、設定の仕方によってフォルダー外のレイヤーへの影響が異なります。ここでは、どのように影響するかを解説します。
1.レイヤーフォルダー内のレイヤーの合成モードは[通常]で、レイヤーフォルダーの合成モードを変更する。
↓レイヤーフォルダー内のレイヤーすべての合成モードが一括で変更されます。
2.レイヤーフォルダー内のレイヤーの合成モードをそれぞれ変更し、レイヤーフォルダーの合成モードを[通過]以外にする。
↓各レイヤーの合成モードと、レイヤーフォルダーの合成モードを合算した結果が表示されます。
3. レイヤーフォルダー内のレイヤーの合成モードを変更し、レイヤーフォルダーの合成モードを[通過]にする。
↓レイヤーフォルダー内に格納された、色調補正レイヤーの効果・レイヤーの合成モードを、そのままフォルダー外のレイヤーにも適用します。[通過]は、レイヤーフォルダーを選択した場合のみ設定できます。
POINT
レイヤーフォルダーを下のレイヤーにクリッピングした時は[通過]を使用することができません。([通常]と同じ状態になります。)
[3] トーン化したレイヤーの合成モード【PRO/EX】
CLIP STUDIO PAINTでは、レイヤーの種類に関わらず合成モードを変更することができます(用紙レイヤーは不可)。
また、トーン化したレイヤーの合成モードを変更することもできます。ただし、合成モードの種類や状態によっては意図しない結果で印刷されてしまう可能性があるので、印刷用に使用する際などは注意が必要です。
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