提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30    作家 : バーニア600
閲覧数 : 11312回 総合評価 : 2件

新規キャンバスを作成し、下絵を描きます。

下絵

 


[ツール]パレットから[鉛筆]を選択します。さらに[ツールセット]から[粗芯]を選び、描いていきます。今回の講座では、基本的にIllustStudioの初期設定のままで進行します。

下絵


これで描ければ、後々カスタムした時にさらなるレベルアップが望めるワケです。いきなりの急勾配には挑まず、まずは緩勾配から登坂にチャレンジしましょう。

 

配色のラフイメージを作ります。情報量が多いカラー絵の場合、コレをやることで後々の余計な迷いがなくなります。

配色ラフ


新規レイヤーを作成し、[水彩]ツールの[不透明水彩]で彩色します。

不透明水彩


[ツールオプション]にある[サイズ影響元]を[変化なし]に設定し、均一なストローク線で塗れるようにします。

ツールオプション


 

ちなみに、光彩処理はレイヤー効果[スクリーン]にて描き込みます。厳密には光源が後ろにある場合、真上からの入射はありませんが、ここでは雰囲気優先で仕上げます。

スクリーン



車庫内にて、トップライトを浴びる機関車。一人静寂を奏でる“彼”の姿を、尊敬する某監督に分かりやすく影響された彩色にてオマージュさせていただきました(笑)

 

作者プロフィール:バーニア600  (サイトURL:http://sakuradima.harisen.jp/

イラストレーター。サークル「さくらぢま」所属。最近の代表作にDVD『EXIT TUNES PRESENTS pixivの殿堂』ジャケットイラストなど。自転車の発電ライトの音が、国鉄型電車のモーター音に聴こえてならない鉄道マニア。

コメント
翠河 2014/04/01 22:54
勉強になります